「寝たきり老人になりたくないなら大腰筋を鍛えなさい」久野譜也著

公開日: 更新日:

 人間の筋肉量は20代以降、1年で1%ずつ減っていくという。20代の時点を100とすると、30代では筋肉量が10%減、40代では20%減ということだ。

 こうした筋肉量の低下は30代ぐらいまでは気にならないかも知れない。しかし、放っておけば70代の頃には筋肉量が半分になり、運動どころか日常生活まで困難になりかねない。とはいえ、ハードな筋トレで体中の筋肉を強化するのは大変だ。

 そこで、寝たきりにならないために鍛えておきたいのが大腰筋。体の奥にあり、背骨と大腿骨をつなぐ大腰筋は、歩行能力に深く関係し、これが細くなると歩く速度も著しく低下するという。

 椅子に座った姿勢で太ももを上げる、片足を真横に上げるなど、大腰筋を鍛えるエクササイズも紹介する。(飛鳥新社 1111円+税)


最新のBOOKS記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    松井秀喜氏タジタジ、岡本和真も困惑…長嶋茂雄さん追悼試合のウラで巨人重鎮OBが“異例の要請”

  2. 2

    7代目になってもカネのうまみがない山口組

  3. 3

    巨人・田中将大と“魔改造コーチ”の間に微妙な空気…甘言ささやく桑田二軍監督へ乗り換えていた

  4. 4

    福山雅治のフジ「不適切会合」出席が発覚! “男性有力出演者”疑惑浮上もスルーされ続けていたワケ

  5. 5

    打者にとって藤浪晋太郎ほど嫌な投手はいない。本人はもちろん、ベンチがそう割り切れるか

  1. 6

    文春が報じた中居正広「性暴力」の全貌…守秘義務の情報がなぜこうも都合よく漏れるのか?

  2. 7

    DeNA藤浪晋太郎がマウンド外で大炎上!中日関係者が激怒した“意固地”は筋金入り

  3. 8

    収束不可能な「広陵事件」の大炎上には正直、苛立ちに近い感情さえ覚えます

  4. 9

    横浜・村田監督が3年前のパワハラ騒動を語る「選手が『気にしないで行きましょう』と…」

  5. 10

    吉村府知事肝いり「副首都構想」に陰り…大阪万博“帰宅困難問題”への場当たり対応で露呈した大甘な危機管理