「体質改善には、3つの呼吸を覚えなさい」大野君子著、山本晴義監修

公開日: 更新日:

 呼吸とは酸素を取り込むだけでなく、横隔膜を刺激して肝臓や胃をマッサージする効果があり、自律神経を整えてストレスを軽くする効果もあると説く。科学的見地からも体調改善効果が実証されているという縹(はなだ)式自然呼吸法の創始者が、自宅でも簡単にできる呼吸法を伝授する。

 縹式は呼吸に関わる筋肉をフル活動させるのが特徴。基本呼吸の姿勢では、まずうつぶせになって頭を真横に向けて床に耳をつける。次に鼻から息を吸い込み3秒間止め、上半身の力を抜きながら口をすぼめて少しずつ息を吐く。

 首の向きを左右に変えながら複数回行うことで、首回りの筋肉も鍛えられ、脳への血流経路が保護されてストレスや不眠などの解消が期待できるそうだ。(三五館 1300円+税)

【連載】気になる新刊

最新のBOOKS記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    農水省「おこめ券」説明会のトンデモ全容 所管外の問い合わせに官僚疲弊、鈴木農相は逃げの一手

  2. 2

    早瀬ノエルに鎮西寿々歌が相次ぎダウン…FRUITS ZIPPERも迎えてしまった超多忙アイドルの“通過儀礼”

  3. 3

    2025年ドラマベスト3 「人生の時間」の使い方を問いかけるこの3作

  4. 4

    武田鉄矢「水戸黄門」が7年ぶり2時間SPで復活! 一行が目指すは輪島・金沢

  5. 5

    松任谷由実が矢沢永吉に学んだ“桁違いの金持ち”哲学…「恋人がサンタクロース」発売前年の出来事

  1. 6

    大炎上中の維新「国保逃れ」を猪瀬直樹議員まさかの“絶賛” 政界関係者が激怒!

  2. 7

    池松壮亮&河合優実「業界一多忙カップル」ついにゴールインへ…交際発覚から2年半で“唯一の不安”も払拭か

  3. 8

    維新の「終わりの始まり」…自民批判できず党勢拡大も困難で薄れる存在意義 吉村&藤田の二頭政治いつまで?

  4. 9

    日本相撲協会・八角理事長に聞く 貴景勝はなぜ横綱になれない? 貴乃花の元弟子だから?

  5. 10

    SKY-HI「未成年アイドルを深夜に呼び出し」報道の波紋 “芸能界を健全に”の崇高理念が完全ブーメラン