「上を向いたら歩けない」 横山直樹著

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 現在、日本では格差の拡大が社会問題になっている。従来、株式会社は資本主義の象徴とみなされて、格差を生み出すメカニズムのように考えられてきたが、実際は株式会社は階級対立の発生を緩和する役割を担ってきた。この株式会社制度こそ、現在の格差社会を是正する最有力の選択肢だと著者はみる。これまでは株式会社が農地を取得するのを禁止してきたが、むしろ企業が農業経営に乗り出せば、日本の農業は国際競争力のある産業として発展できるという。

 安易にグローバルスタンダードを導入するのでなく、少数民族国家としての立場を守ることを提唱するユニークな日本変革の試論。(みやび出版 2300円+税)





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