「独裁者の子どもたち」ジャン=クリストフ・ブリザール&クロード・ケテル著、清水珠代訳

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 中国の初代主席だった毛沢東は自分の子どもにも厳しかった。すべての者は辛酸をなめ、試練に耐えて強くならなくてはいけないと言い、自分の家族は範を垂れるべきだと考えた。生きるためには1人200キロの穀物が必要なのに、自分の子どもには140キロでいいと公言した。最も可愛がられていた末娘の李訥でさえ、父と一緒の夕食のときに、コックに饅頭を作ってもらうというぜいたくをしたことを告白して自己批判しなければならなかった。

 スターリン、チャウシェスク、ムバラクなど恐怖で国を支配した独裁者の子どもが、過酷な運命の下でどのように生きてきたのかを描くノンフィクション。(原書房 2500円+税)


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