「五種盛りより三種盛りを頼め」ながさき一生著

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 魚は日々入荷状況が変わる。おいしい店というのは、今日は新鮮なアジが入荷したから刺し身にしよう、とか、入荷がなかったから昨日のアジを焼き物にしようというように、状況に対応できる柔軟性がある店である。3種盛りと5種盛りがある場合、おいしい魚を5種そろえるのは大変なので、3種盛りのほうがおススメ。また、「日替わりメニュー」は毎日あるとは限らないが、「本日のおすすめメニュー」として、季節感のあるものや、毎日入荷があるとは限らない食材を使ったメニューが揃う。これこそ魚を食べる醍醐味なのだ。

 築地市場で水産物流通の現場に携わった著者が、外食でおいしい魚を食べる方法を伝授する。(秀和システム 1500円+税)

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