(4)自分でできる気象病の予防法…ポイントは4つ

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 気圧、温度、湿度の変化によってさまざまな体調不良が現れる気象病。自分でできる予防方法について、「気象病ハンドブック」の著書がある「せたがや内科・神経内科クリニック」の久手堅司院長は4つのポイントを挙げる。

「当クリニックに来る気象病の患者さんの職種で多いのは、デスクワークの方。8時間、机の前に座りパソコンを見て、前のめりで体が固まってしまっている状態です。ですから、1時間に1度は必ず立ち上がり、背伸びや肩回しなど簡単なストレッチをするようにしてもらいます」

 耳への刺激も有効だ。耳をつまんで上下や横に軽く引っ張ったり、まわしてみたり、耳にあるツボを押す。耳全体を手で覆って温めるのもいい。引っ張ったり、まわしたりは各10回ぐらいが目安だが、気持ちいいと感じる範囲でOK。最低でも1日に3回は行いたい。パソコンやテレビを見ながらの「ながらストレッチ」でもいい。

「耳の奥にある内耳という場所が気圧を感知する場所。外耳、つまり耳をストレッチしたり温めることで内耳にかかるストレスがかなり軽減されて症状の治療となり、予防にもなります。1日何度行っても問題はありません」

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