「続・水素水とサビない身体 ここまでわかった水素水 最新Q&A」太田成男著

公開日: 更新日:

 水素水ブームの火付け役である著者は日本の水素医学の第一人者。水素は細胞に影響を与え、抗酸化作用だけでなく、炎症やアレルギーを抑える作用、エネルギー代謝を活発にする作用、細胞死を抑制する作用があることが動物実験等でわかってきたという。

 著者はもともと、細胞内にあってエネルギーのもとを作るミトコンドリアの研究者。体から放出される抗酸化物質の90%を産出するミトコンドリアが異常な状態になると不調や病気が表れ、元気になると改善されることが証明されているという。ならば細胞に良い効果をもたらす水素が全身状態を良くするのは当然だという。水素医学を基礎から学びたい人にオススメの一冊。(小学館 1200円+税)

最新のBOOKS記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    「おまえになんか、値がつかないよ」編成本部長の捨て台詞でFA宣言を決意した

  2. 2

    これぞ維新クオリティー!「定数削減法案」絶望的で党は“錯乱状態”…チンピラ度も増し増し

  3. 3

    「おこめ券」迫られる軌道修正…自治体首長から強烈批判、鈴木農相の地元山形も「NO」突き付け

  4. 4

    査定担当から浴びせられた辛辣な低評価の数々…球団はオレを必要としているのかと疑念を抱くようになった

  5. 5

    岡山天音「ひらやすみ」ロス続出!もう1人の人気者《樹木希林さん最後の愛弟子》も大ブレーク

  1. 6

    12月でも被害・出没続々…クマが冬眠できない事情と、する必要がなくなった理由

  2. 7

    やはり進次郎氏は「防衛相」不適格…レーダー照射めぐる中国との反論合戦に「プロ意識欠如」と識者バッサリ

  3. 8

    ドジャース佐々木朗希の心の瑕疵…大谷翔平が警鐘「安全に、安全にいってたら伸びるものも伸びない」

  4. 9

    黄川田地方創生相が高市政権の“弱点”に急浮上…予算委でグダグダ答弁連発、突如ニヤつく超KYぶり

  5. 10

    2025年のヒロイン今田美桜&河合優実の「あんぱん」人気コンビに暗雲…来年の活躍危惧の見通しも