「出会いなおし」森絵都著

公開日: 更新日:

 イラストレーター・佐和田時子の個展会場に、ナリキヨさんが姿を見せた。彼は、仕事を始めたばかりの頃の時子に、小説の挿絵を依頼した編集者だった。学生時代から仕事に恵まれ、技術不足でインチキの皮を着て、正体を知られまいと堅くなっていた時子に、「私はあなたの敵ではなく、仕事のパートナーです」と言ってくれた人だった。その仕事を終えたあと、もともと彫刻をやりたかった時子はパリに2年間留学することに。ナリキヨさんは「いつか見せてください。佐和田さんの立体を」と言って送りだした。帰国して2年後、ナリキヨさんから仕事の依頼が……。(「表題作」)

 人との出会いや再会を描く6つの短編。(文藝春秋 1400円+税)

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

最新のBOOKS記事

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    乃木坂46を卒業 白石麻衣に“接近”したアイドルタレント2人

  2. 2

    手を出す? 俺にとって麗子はストライクゾーンに入らない

  3. 3

    親の介護のために定年退職後はアルバイトを続けてきたが…

  4. 4

    夫フジモンは男を上げる格好に「男は黙って離婚」が正解か

  5. 5

    テレ朝を救う? キムタク「BG」がドル箱「相棒」になる日

  6. 6

    「麒麟がくる」大コケ予想で三谷幸喜にすがるNHKの哀れ

  7. 7

    阿部慎之助はこうして高等技術「ツイスト打法」を会得した

  8. 8

    官僚のみなさん怒ったら? どこまでも上から目線の菅長官

  9. 9

    「私なら辞める」河井案里議員は自分の発言を忘れたのか?

  10. 10

    梅宮辰夫が役者になった目的4つ いい女を抱く、酒を飲む…

もっと見る

編集部オススメ

  1. {{ $index+1 }}

    {{ pickup.Article.title_short }}

もっと見る