「誰も知らない憲法9条」潮匡人著

公開日: 更新日:

 憲法改正が政治課題に浮上する中、元自衛官が護憲派と改憲派、双方に問いかける憲法9条論。

 かつて学校で読んだ憲法9条は偽物だと指摘。「六法」などで世に出回る条文表記を検証しながら、憲法が「国民主権、基本的人権の尊重、平和主義の3つを基本原理とする」という定説に疑問を投げかける。正真正銘の「日本国憲法」を改めて見直し、その成り立ちをこれまで論じてこられなかった視点から解説する。

 憲法9条は解釈を必要とし、解釈次第でそれが意味する内容も変わってしまう。ゆえに意味内容を確定することなく護憲と改憲で激論しても仕方がないと、疑問を提起。憲法論議を理解するための入門書。

 (新潮社 780円+税)

最新のBOOKS記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    “幼稚さ”露呈した佐々木朗希「報奨金事件」…ド軍日本人スタッフ2名が「7000万円超」もらえず?

  2. 2

    赤沢経産相“ナフサ不安”の呆れた責任逃れ シンナー不足「目詰まり」「解消済み」に塗装業界は不信感

  3. 3

    山本由伸の敵は身内ドジャースのヘッポコ捕手陣 自動投球判定システム「セルフチャレンジ」のススメ

  4. 4

    京都小6男児遺棄事件は急転直下! 父親逮捕で残る数々の「謎」…犯行動機は? 隠蔽工作も稚拙

  5. 5

    松本人志の地上波本格復帰を誘発? 消息不明だった板東英二が高須克弥氏のインスタに登場の意味深

  1. 6

    NHKドラマ10「魯山人のかまど」は早くも名作の予感! 藤竜也は御年84歳、枯れてなお色香漂う名演技

  2. 7

    楽天は“格安”、12球団監督の年俸はこうして決まる…出来高、日米待遇格差まで丸っと解説

  3. 8

    佐々木朗希"裏の顔”…自己中ぶりにロッテの先輩右腕がブチ切れていた

  4. 9

    「考える野球」に混乱と苛立ちが続く中、涙が出そうになった野村監督の声かけ

  5. 10

    田中将大 好調のウラに“病気”の克服…昨季との「決定的な違い」を元巨人投手コーチが解説