「競馬の終わり」杉山俊彦著

公開日:  更新日:

 2110年、温暖化による自然災害の多発で、世界のパワーバランスが崩壊。日本はロシアの占領下におかれる。

 ある日、競走馬を生産する笹田の牧場を見知らぬロシア人が訪ねてくる。北海道地区管理府トップのイリッチ弁務官だった。イリッチは、笹田が生み出したサッドソングの初仔の購入を希望。仔馬は売約済みだったが、笹田が決めた購入先とはすでに話がついているという。理由をいぶかる笹田にイリッチは、ダービーを自分の馬で勝ちたいからだという。実は、3年後にサラブレッドのサイボーグ化が施行されることになり、現1歳馬が生身で行われる最後のダービー世代になることが決まっていた。

 未来の競馬を描いた第10回日本SF新人賞受賞作。

 (集英社 620円+税)

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

最新のBOOKS記事

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    地方は“安倍自民NO” 高知新聞「内閣支持率26%」の衝撃

  2. 2

    年商200億円の深キョン新恋人 “ホコリだらけ”の女性遍歴

  3. 3

    JOC会長を猛批判 小池知事に長男・竹田恒泰氏との“因縁”

  4. 4

    「団十郎」襲名の海老蔵が「白猿」に込めた暴行事件の自戒

  5. 5

    菊川怜の夫は裁判沙汰に…女性芸能人が“成金”を選ぶリスク

  6. 6

    カリスマ経営者が警告「リーマンに近いことに」の現実味

  7. 7

    実業家と交際報道も…深田恭子と亀梨の“愛犬散歩”目撃情報

  8. 8

    高校ラグビー決勝戦で話題に 各地の「桐蔭」の由来は?

  9. 9

    芸人から女優へ イモトアヤコは“第2の泉ピン子”を目指す?

  10. 10

    社員に聞いた 深田恭子を射止めた41歳スゴ腕経営者の評判

もっと見る