「日本のすごい食材」河﨑貴一著

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 世界に誇る日本各地のすごい食材と、その生産者たちの苦労を取材したルポルタージュ。

 世界4位のキャビア輸入国だった日本が、今、輸出国へと転じようとしている。1990年代にキャビアがとれる天然チョウザメが激減。国際的にチョウザメの養殖が活発になり、日本でも各地で手掛け始めた。中でも、宮崎県は飼育数が日本一。世界中の塩を使って2000回以上の試行錯誤の末にたどりついた製法で作られる「宮崎キャビア1983」は、有名レストランの外国人シェフのお墨付きの味で、国際線のファーストクラスの食事にも採用されているとか。その他、石川県のふぐ卵巣のぬか漬けや全身マグロのトロと同じ味がする愛媛県の「スマ」など21の逸品がずらり。

 (文藝春秋 860円+税)

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