「魔女の封印」大沢在昌著

公開日: 更新日:

 一瞬で男の本性を見抜く裏コンサルタントの水原に、国家安全保障局に異動した湯浅から依頼が舞い込む。

 しかし、ターゲットの古美術商の堂上は、自宅も分からず、店にも現れない。堂上が、京都の浄寂院の庵主・浄景尼の元に出入りしていると聞いた水原は、旧知の尼に話を聞きに行く。裏社会出身の尼によると、堂上という男は、一生関わらないですむならそれに越したことはない人物だという。水原は、尼の紹介で堂上と面会するが、なぜか何も読みとれない。やがて堂上に関わった人間が魂を抜かれたように無気力になり死んでいることが分かる。堂上は1億人に1人という特殊な能力の持ち主だった。

 名手が描く極上エンターテインメント「魔女」シリーズ第3弾。

 (光文社 1200円+税)

最新のBOOKS記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    安青錦は大関昇進も“課題”クリアできず…「手で受けるだけ」の立ち合いに厳しい指摘

  2. 2

    「立花一派」の一網打尽が司法の意志…広がる捜査の手に内部情報漏した兵庫県議2人も戦々恐々

  3. 3

    「コンプラ違反」で一発退場のTOKIO国分太一…ゾロゾロと出てくる“素行の悪さ”

  4. 4

    「ロイヤルファミリー」視聴率回復は《目黒蓮効果》説に異論も…ハリウッドデビューする“めめ”に足りないもの

  5. 5

    国分太一は人権救済求め「窮状」を訴えるが…5億円自宅に土地、推定年収2億円超の“勝ち組セレブ”ぶりも明らかに

  1. 6

    マエケン楽天入り最有力…“本命”だった巨人はフラれて万々歳? OB投手も「獲得失敗がプラスになる」

  2. 7

    今の渋野日向子にはゴルフを遮断し、クラブを持たない休息が必要です

  3. 8

    元プロ野球投手の一場靖弘さん 裏金問題ドン底を経ての今

  4. 9

    米中が手を組み日本は「蚊帳の外」…切れ始めた「高市女性初首相」の賞味期限

  5. 10

    マエケンは「田中将大を反面教師に」…巨人とヤクルトを蹴って楽天入りの深層