「考える力がつく本」池上彰著

公開日: 更新日:

 テレビでお馴染みの著者が、考える力が身につく独自のノウハウを公開した自己開発テキスト。

 そもそも「考える」とは、自分の中にある情報(インプット)をもとに、自分なりの結論(アウトプット)を導き出す作業。ゆえに考える力を養うには、何はともあれ本や新聞を読むなどインプットが不可欠だ。その際に「移民」と「難民」といった「似た言葉の定義をはっきりさせる」、ニュースなどでは「利害関係を考えることで見えてくることもある」など、考える癖をつける方法を伝授。

 さらに相関図やベン図などを駆使して何でも図解で理解を深める方法や、新聞や本の読み方、ネット・テレビの見方など具体的にアドバイス。一方で著名人との対談を通し、人生と読書について語る。(小学館 700円+税)


最新のBOOKS記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    もしやり直せるなら、入学しない…暴力に翻弄されたPL学園野球部の事実上の廃部状態に思うこと

  2. 2

    「たばこ吸ってもいいですか」…新規大会主催者・前澤友作氏に問い合わせて一喝された国内男子ツアーの時代錯誤

  3. 3

    永野芽郁は疑惑晴れずも日曜劇場「キャスター」降板回避か…田中圭・妻の出方次第という見方も

  4. 4

    巨人阿部監督が見切り発車で田中将大に「ローテ当確」出した本当の理由とは???

  5. 5

    「高島屋」の営業利益が過去最高を更新…百貨店衰退期に“独り勝ち”が続く背景

  1. 6

    かつて控えだった同級生は、わずか27歳でなぜPL学園監督になれたのか

  2. 7

    JLPGA専務理事内定が人知れず“降格”に急転!背景に“不適切発言”疑惑と見え隠れする隠蔽体質

  3. 8

    「俳優座」の精神を反故にした無茶苦茶な日本の文化行政

  4. 9

    (72)寅さんをやり込めた、とっておきの「博さん語録」

  5. 10

    第3の男?イケメン俳優が永野芽郁の"不倫記事"をリポストして物議…終わらない騒動