「やってはいけないキケンな相続」税理士法人レガシィ著

公開日: 更新日:

 相続税法改正後、間違った相続対策によって資産を減らしたり、家族関係が悪化するなどのトラブルが増えているという。本書は、税理士集団が正しい対策法を伝授してくれるマネーテキスト。

 最近、急増しているのは、亡くなった人(被相続人)に生前、認知症の疑いがあったために、遺産分割で揉めるケース。認知症と判定された場合は、本人は契約などの法律行為ができない。しかし、不動産売買などの場合、司法書士が意思能力があると判断すれば実務上は手続きができてしまうという。このように認知症には明確な基準が存在しないために、相続の際にも判定をめぐってトラブルが発生するケースが多いそうだ。

 生前贈与や遺言など、最新情報を踏まえ、正しい相続対策を公開。(KADOKAWA 800円+税)


最新のBOOKS記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    高市政権の物価高対策「自治体が自由に使える=丸投げ」に大ブーイング…ネットでも「おこめ券はいらない!」

  2. 2

    円安地獄で青天井の物価高…もう怪しくなってきた高市経済政策の薄っぺら

  3. 3

    現行保険証の「来年3月まで使用延長」がマイナ混乱に拍車…周知不足の怠慢行政

  4. 4

    ドジャース大谷翔平が目指すは「来季60本15勝」…オフの肉体改造へスタジアム施設をフル活用

  5. 5

    実は失言じゃなかった? 「おじいさんにトドメ」発言のtimelesz篠塚大輝に集まった意外な賛辞

  1. 6

    佐々木朗希がドジャース狙うCY賞左腕スクーバルの「交換要員」になる可能性…1年で見切りつけられそうな裏側

  2. 7

    【武道館】で開催されたザ・タイガース解散コンサートを見に来た加橋かつみ

  3. 8

    “第二のガーシー”高岡蒼佑が次に矛先を向けかねない “宮崎あおいじゃない”女優の顔ぶれ

  4. 9

    二階俊博氏は引退、公明党も連立離脱…日中緊張でも高市政権に“パイプ役”不在の危うさ

  5. 10

    菊池風磨率いるtimeleszにはすでに亀裂か…“容姿イジリ”が早速炎上でファンに弁明