「妻に隠しごとがあるオーナー社長の相続対策」佐野明彦著

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 隠しごとによって、死後に悲劇を招かぬための相続手引書。

 隠しごとの中でも影響が大きいのが女性問題。愛人などの存在が明らかになれば遺族にダメージとなるだけでなく、お小遣いのための隠し口座や愛人を住まわせるための隠し不動産、そして隠し子問題へとつながっていくからだ。贈与税を払うことなくマンションの所有権を愛人に移転する方法など、愛人がいる場合の相続対策を具体的に解説。さらに家族に伝えていない借金を抱えている場合や、会社発足時の名義貸しなどによって自社株の一部が「他人名義」になっている場合の相続対策など。さまざまなトラブル事例を紹介しながら、死後に憂いを残さぬための対策を伝授。(幻冬舎 800円+税)


【連載】新書あらかると

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