「残業学」中原淳+パーソル総合研究所著

公開日: 更新日:

 世は「働き方改革」ブームだが、現場には「やらされムード」が蔓延している。なぜなら、長時間労働を生み出す現場マネジメントの機能不全や、不適切な仕事量など、残業の根本的原因を放置して、「改革」が時間数を削減することに終始しているからだ。本当の働き方改革には、長時間労働を見直しつつ、仕事の付加価値をどのように高めるのか、業績を維持するためにどうするかなど、将来の成果や希望への目配りが必要だと著者は説く。

 本書は、2万人を超える大規模調査から得たデータに基づき、残業を学際的に研究。分かりやすい講義形式で、残業の実態から、残業が起きてしまうメカニズム、そして残業を抑制する実務的知見まで論じる真の働き方改革テキスト。

(光文社 920円+税)


最新のBOOKS記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    箱根駅伝中継所ドクターは全員が順大医学部OB…なぜか協力しない大学がウジャウジャ

  2. 2

    青学大駅伝選手 皆渡星七さんの命を奪った「悪性リンパ腫」とはどんな病なのか?

  3. 3

    統一教会「自民290議員支援」で黒い癒着再燃!ゴマかす高市首相をも直撃する韓国発の“紙爆弾”

  4. 4

    「インチキ男 ジャンボ尾崎 世界の笑い物」マスターズで不正しても予選落ち(1994年)

  5. 5

    萬福(神奈川・横浜)異彩を放つカレー焼麺。常連の要望を形にした強めのとろみ

  1. 6

    浜辺美波 永瀬廉との“お泊りデート”報道追い風にCM契約アップ

  2. 7

    神田沙也加さん「自裁」の動機と遺書…恋人との確執、愛犬の死、母との断絶

  3. 8

    長澤まさみ「結婚しない女優」説を覆したサプライズ婚の舞台裏… 福永壮志監督と結びつけたのは?

  4. 9

    スライム乳の小向美奈子はストリッパー歴12年 逮捕3回経て

  5. 10

    悠仁さま初の新年一般参賀 20年後「隣に立つ皇族」は誰か? 皇室に訪れる晩婚・少子化の波