「第三者隠蔽機関」石川智健著

公開日: 更新日:

 警察の不祥事に目を光らせる監察官のスキャンダルが発覚。信用失墜を恐れたK庁上層部は、外資系諜報企業のリスクヘッジ社と契約する。同社では集積した膨大なデータを分析し、不祥事を速やかに察知するとともに隠蔽工作まで請け負う。

 4カ月後、同社の情報網にY市の交番勤務の警官・榎本の名前が浮上。理由もなく趣味のバイクを手放した榎本を尾行すると、彼が援助交際の末に美人局で脅迫されている可能性が高まり、担当者の怜良は彼を依願退職させる。さらに怜良らは榎本を脅していた少女らの黒幕を突き止めるべく動く。同社の本当の業務を知らない監察官の和久井は、そんな怜良らの動きに不審を抱く。

 諜報企業と監察官の戦いを描く新感覚警察小説。

(講談社 760円+税)

最新のBOOKS記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    矢沢永吉と郷ひろみ…NHK紅白で浮き彫りになった“待遇格差”の現実 視聴率35%回復も問題山積

  2. 2

    松任谷由実1989年の"稼ぎ"は1人でホリプロ&イザワオフィスを凌駕していた!紅白“特別企画”枠で出場

  3. 3

    紳助暴行事件 衝撃の一部始終(2)

  4. 4

    紳助暴行事件 衝撃の一部始終(3)

  5. 5

    紳助暴行事件 衝撃の一部始終(1)

  1. 6

    水森かおりが振り返る一番の窮地 デビュー3年目で宣告された「結果が出なかったら来年の契約はない」

  2. 7

    箱根駅伝中継所ドクターは全員が順大医学部OB…なぜか協力しない大学がウジャウジャ

  3. 8

    青学大駅伝選手 皆渡星七さんの命を奪った「悪性リンパ腫」とはどんな病なのか?

  4. 9

    2026年は米価が値頃になるのか? 昨年末には最高値更新も業界には先安感漂う

  5. 10

    有吉弘行が紅白リハーサルでけん玉失敗…「もう年なのか眠りが浅いんで、夢の中で生きてます」