「第三者隠蔽機関」石川智健著

公開日: 更新日:

 警察の不祥事に目を光らせる監察官のスキャンダルが発覚。信用失墜を恐れたK庁上層部は、外資系諜報企業のリスクヘッジ社と契約する。同社では集積した膨大なデータを分析し、不祥事を速やかに察知するとともに隠蔽工作まで請け負う。

 4カ月後、同社の情報網にY市の交番勤務の警官・榎本の名前が浮上。理由もなく趣味のバイクを手放した榎本を尾行すると、彼が援助交際の末に美人局で脅迫されている可能性が高まり、担当者の怜良は彼を依願退職させる。さらに怜良らは榎本を脅していた少女らの黒幕を突き止めるべく動く。同社の本当の業務を知らない監察官の和久井は、そんな怜良らの動きに不審を抱く。

 諜報企業と監察官の戦いを描く新感覚警察小説。

(講談社 760円+税)

最新のBOOKS記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    「左膝の半月板が割れ…」横綱・豊昇龍にまさかのアクシデントで稽古中止

  2. 2

    松山千春がNHK紅白を「エコひいき」とバッサリ!歌手の“持ち時間”に求めた「平等」の正当性を考える

  3. 3

    巨人オーナーから“至上命令” 阿部監督が背負う「坂本勇人2世育成&抜擢」の重い十字架

  4. 4

    高市政権が抱える統一教会“爆弾”の破壊力 文春入手の3200ページ内部文書には自民議員ズラリ

  5. 5

    前橋市長選で予想外バトルに…小川晶前市長を山本一太群馬県知事がブログでネチネチ陰湿攻撃のナゼ

  1. 6

    チンピラ維新の「国保逃れ」炎上やまず“ウヤムヤ作戦”も頓挫不可避 野党が追及へ手ぐすねで包囲網

  2. 7

    阿部監督のせい?巨人「マエケン取り失敗」の深層 その独善的な振舞いは筒抜けだった

  3. 8

    バタバタNHK紅白 高視聴率でも今田美桜、有吉弘行らMC陣は負担増「出演者個々の頑張りに支えられた」

  4. 9

    菊池風磨のカウコン演出に不満噴出 SNS解禁でSTARTO社の課題はタレントのメンタルケアに

  5. 10

    ロッテ前監督・吉井理人氏が大谷翔平を語る「アレを直せば、もっと良く、170kmくらい投げられる」