「60t(トゥルー)とf(フォルス)の境界線」石川智健著

公開日: 更新日:

 警視庁捜査1課の刑事だった有馬は、定年目前に誤判対策室に出向。死刑囚が拘置所で無罪を訴え続けている場合、事件を再捜査する新組織で、検察官の春名と弁護士の世良とともに働き始める。

 仕事に身が入らない有馬だが、ある日、行きつけの小料理屋の女将から、客が自分は人をヤッたことがあり、その件で無実の人間が逮捕され死刑囚になっていると連れの客に話しているのを耳にしたと聞く。資料を調べると、4年前に起きた母子3人が犠牲になった強盗殺人事件が浮かぶ。事件では犯人として古内という男の死刑が確定していた。取り調べ映像を見た有馬は、冤罪を確信。春名らと事件を調べ始める。新しいタイプの法廷ミステリー。

(講談社 1650円+税)

最新のBOOKS記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    フジとTBSは「朝8時戦争」“初打席”で空振り三振…テレ朝「羽鳥慎一モーニングショー」独走いよいよ決定的

  2. 2

    NHKドラマ10「魯山人のかまど」は早くも名作の予感! 藤竜也は御年84歳、枯れてなお色香漂う名演技

  3. 3

    出家否定も 新木優子「幸福の科学」カミングアウトの波紋

  4. 4

    フジ「月9」ドラマ初主演の北村匠海 映画では“共演者連続逮捕”のジンクスに見舞われたが…

  5. 5

    ローム、東芝・三菱電機が統合へ…パワー半導体をめぐる3社連合をデンソーが買収か

  1. 6

    元参院議員・野末陳平さん94歳 大病知らずだったが、2年前に2度の全身麻酔手術を経験

  2. 7

    中島裕翔に新木優子と熱愛報道 ファンから囁かれるHey! Say! JUMP脱退の背景と“問題児”の過去

  3. 8

    新木優子と結婚した中島裕翔は大正解! 吉田羊との“合鍵愛”報道から10年目…

  4. 9

    高市首相が自衛隊派遣めぐり安倍側近と壮絶バトル→「クビ切り宣言」の恐るべき暴走ぶり “粛清連発”も画策か

  5. 10

    「高齢者=賃貸NG」は思い込みだった? 家主が恐れる“4つの不安”を解消する方法