「土葬症 ザ・グレイヴ」周木律著

公開日: 更新日:

 正人ら大学の探検部の部員7人は、夏合宿のため山奥の廃村を再生したキャンプ場に宿泊。探検部の歴史は古いが、今はゆるくレクリエーションを楽しむサークルと化していた。

 夜、肝試しに出かけた7人は、道に迷い山奥の廃病院にたどり着く。入ってみると、かつて精神科病院だった建物内部は迷路のようで出られなくなってしまう。さまよううちに中庭に出た7人は、庭の真ん中の土饅頭に気づく。土饅頭に立てられた卒塔婆には、昨年の合宿中に心不全で亡くなった詩織の名前が記されており、7人は戦慄する。卒塔婆には他にも不吉な言葉が書かれており、部員の亜以子がパニックに陥る。

 密室となった廃虚で繰り広げられる長編ホラーミステリー。

(実業之日本社 667円+税)

最新のBOOKS記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    「左膝の半月板が割れ…」横綱・豊昇龍にまさかのアクシデントで稽古中止

  2. 2

    松山千春がNHK紅白を「エコひいき」とバッサリ!歌手の“持ち時間”に求めた「平等」の正当性を考える

  3. 3

    巨人オーナーから“至上命令” 阿部監督が背負う「坂本勇人2世育成&抜擢」の重い十字架

  4. 4

    高市政権が抱える統一教会“爆弾”の破壊力 文春入手の3200ページ内部文書には自民議員ズラリ

  5. 5

    前橋市長選で予想外バトルに…小川晶前市長を山本一太群馬県知事がブログでネチネチ陰湿攻撃のナゼ

  1. 6

    チンピラ維新の「国保逃れ」炎上やまず“ウヤムヤ作戦”も頓挫不可避 野党が追及へ手ぐすねで包囲網

  2. 7

    阿部監督のせい?巨人「マエケン取り失敗」の深層 その独善的な振舞いは筒抜けだった

  3. 8

    バタバタNHK紅白 高視聴率でも今田美桜、有吉弘行らMC陣は負担増「出演者個々の頑張りに支えられた」

  4. 9

    菊池風磨のカウコン演出に不満噴出 SNS解禁でSTARTO社の課題はタレントのメンタルケアに

  5. 10

    ロッテ前監督・吉井理人氏が大谷翔平を語る「アレを直せば、もっと良く、170kmくらい投げられる」