「エクソダス」村山祐介著

公開日: 更新日:

 朝日新聞発行の「GLOBE」紙記者だった著者は、特集「壁」の取材のため、メキシコとの国境の町、アメリカのサンディエゴに向かった。

 メキシコのティフアナとひとつの経済圏のように発達してきたこの地域を、アメリカ人は自由に行き来できる。だが、治安の悪い中米から逃れてきた移民は、トランプが国境に作った壁を越えられない。

 高さ3メートルの第1フェンスのアメリカ側にさらに5メートルの第2フェンスがあり、元米軍兵士らの武装自警団が警備している。その目をかいくぐってアメリカに密入国する移民は後を絶たず、国境線周辺では毎年300体もの遺体が発見される。

 妊婦や子どもらが命がけで越えようとする国境の実態をリポート。

(新潮社 1800円+税)

最新のBOOKS記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    「左膝の半月板が割れ…」横綱・豊昇龍にまさかのアクシデントで稽古中止

  2. 2

    西武にとってエース今井達也の放出は「厄介払い」の側面も…損得勘定的にも今オフが“売り時”だった

  3. 3

    「ラブホ密会」問題も何のその!小川晶前市長の超“人たらし”戦略 12日投開票の前橋市長選情勢

  4. 4

    アストロズ今井達也の西武への譲渡金ついに判明! NPB広報室から驚きの回答が

  5. 5

    菊池風磨のカウコン演出に不満噴出 SNS解禁でSTARTO社の課題はタレントのメンタルケアに

  1. 6

    「豊臣兄弟!」白石聖が大好評! 2026年の毎週日曜日は永野芽郁にとって“憂鬱の日”に

  2. 7

    西武・今井達也「今オフは何が何でもメジャーへ」…シーズン中からダダ洩れていた本音

  3. 8

    ロッテ前監督・吉井理人氏が大谷翔平を語る「アレを直せば、もっと良く、170kmくらい投げられる」

  4. 9

    松山千春がNHK紅白を「エコひいき」とバッサリ!歌手の“持ち時間”に求めた「平等」の正当性を考える

  5. 10

    オリックスへのトレードは中日が年俸の半分を肩代わりしてくれて実現した