「2030年の世界地図」落合陽一著

公開日: 更新日:

 10年後の未来はどうなっているのか。本書はこれを、近年、話題の「SDGs」に沿って解説する。

 SDGsとは「サステナブル・ディベロップメント・ゴールズ」(持続可能な開発目標)の略で、「貧困の克服」「飢餓をゼロに」「ジェンダー平等の実現」など、国連サミットで2030年までに実現させようと決議した綱領だ。これに対してグローバリズムを先導し、「新しい空間を求め、木々の枝が伸びてゆくように支配領域を広げる」のが「GAFAM」(グーグル、アップル、フェイスブック、アマゾン、マイクロソフト)だ。

 グローバル化した世界はすべてがつながった「フラット」な世界といわれてきたが、実態は格差が極端化し、従来より国境や地政学的な対立が激化している。それをどうするのか。

 著者は、全員を平等の条件から始めるゲームが解決のヒントになるという。

 (SBクリエイティブ1500円+税)

最新のBOOKS記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    「丸亀製麺」のトリドールが過去最高益から一転、減益に見舞われた背景

  2. 2

    「24時間テレビ」出演者ギャラ、視聴率目当ての偽善、CM荒稼ぎ…毎年非難ゴウゴウの“内実”に迫る

  3. 3

    「24時間マラソン」満身創痍の星野真里が完走も…募金額46%減&ゴール直前の乱入騒動に非難の嵐

  4. 4

    24時間マラソン完走後にSNSで“陰謀論”が拡散 星野真里に上がった「車移動説」のお粗末

  5. 5

    福井県に「大雨特別警報」が出る中での24時間テレビに意義はあったか? 識者は「災害時には災害情報を」と指摘

  1. 6

    巨人・阿部前監督「9月復帰」情報の真偽…読売グループ内には同情論も、懸案は…?

  2. 7

    サンドウィッチマン伊達で“黄色信号”再点灯…芸能界から「ぽっちゃりキャラ」が消える日

  3. 8

    バナナマン日村が簡単に復帰できそうにない「もう1つの理由」…レギュラー11本抱える人気者のジレンマ

  4. 9

    北島三郎(4)「毎日が目標です。後ろへは戻れない」 地元・八王子のイベントで生涯現役宣言

  5. 10

    つんく♂の妻を演じる北川景子は寄付金着服問題がくすぶる「24時間テレビ」を救えるか?