「東シナ海」佐々木貴文著

公開日: 更新日:

 中国公船による接続水域への侵入が毎日のように繰り返される尖閣諸島。複雑な国際関係が絡み合う東シナ海・尖閣諸島を巡る状況は、距離的遠さもあって国民にはなかなか分からない。

 そんな尖閣諸島での唯一の経済活動である漁業に注目し、漁業者らの現状から、東シナ海と尖閣諸島を取り巻く厳しい国境紛争の現実を伝えるリポート。

 東シナ海では現在、中国漁船による大量漁獲が大きな問題となっている。その要因は、新「日中漁業協定」によって、日本が「排他的経済水域」(EEZ)を確保できていないからだ。そうした実態とともに、日本の漁業が劣勢になった理由をこれまでの漁業外交の経緯とともに分析。さらに漁業者の視点から、中国の海洋進出がもたらす当該海域での緊張状態を報告する。

(KADOKAWA 990円)

最新のBOOKS記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    紳助暴行事件 衝撃の一部始終(2)

  2. 2

    紳助暴行事件 衝撃の一部始終(1)

  3. 3

    2度目の離婚に踏み切った吉川ひなの壮絶半生…最初の夫IZAMとは"ままごと婚"と揶揄され「宗教2世」も告白

  4. 4

    2026年は米価が値頃になるのか? 昨年末には最高値更新も業界には先安感漂う

  5. 5

    「日吉湯」は大満足のスーパー銭湯風銭湯 15台分の駐車場も完備

  1. 6

    紳助暴行事件 衝撃の一部始終(3)

  2. 7

    NHK大河ドラマ「豊臣兄弟!」への“期待と不安”…第1話を見た時代劇研究家が語る

  3. 8

    “脇役中の脇役”仲野太賀に秀吉を補佐する弟・秀長はまさにハマリ役 NHK大河「豊臣兄弟!」スタート

  4. 9

    青学大・原晋監督も警戒! 早大総長の「2億円の置き土産」は来年開花するか

  5. 10

    矢沢永吉と郷ひろみ…NHK紅白で浮き彫りになった“待遇格差”の現実 視聴率35%回復も問題山積