著者のコラム一覧
山上たつひこ

1947年、徳島県生まれ。70年「光る風」で注目され、72年「喜劇新思想大系」でリアルな画風のギャグを確立。74年連載開始の「がきデカ」が社会的ブームに。88年から小説執筆を開始。2014年、原作を担当した「羊の木」(いがらしみきお画)が文化庁メディア芸術祭優秀賞を受賞。著書に「蝉花」「火床より出でて」「大阪弁の犬」「王子失踪す」ほか。

(35)巨大たこ焼きの大崩落で被害は甚大

公開日: 更新日:
イラスト とり・みき

 直径二キロメートルのたこ焼きが五つ出現したらどうなるか。焼き立ての熱々のたこ焼きだ。綾瀬と麦はそれによって起こる都市の被害状況を想定してみたものだ。

 五つのたこ焼きは自重に耐えきれず崩れる。たこ焼きの大崩落は一帯のビルや店舗や民家をなぎ倒し、人を押し潰す。たこ焼き内部の… 

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