著者のコラム一覧
山上たつひこ

1947年、徳島県生まれ。70年「光る風」で注目され、72年「喜劇新思想大系」でリアルな画風のギャグを確立。74年連載開始の「がきデカ」が社会的ブームに。88年から小説執筆を開始。2014年、原作を担当した「羊の木」(いがらしみきお画)が文化庁メディア芸術祭優秀賞を受賞。著書に「蝉花」「火床より出でて」「大阪弁の犬」「王子失踪す」ほか。

(68)下腹部の隆起を過ぎたその先に

公開日: 更新日:
イラスト とり・みき

 綾瀬が動こうとするとそれを止めようとする力が働く。

 麦が綾瀬の脚に自分の脚を絡ませていた。

 Tシャツにスウェットの短いパンツ。麦のパジャマだ。薄い生地を隔てて麦の肌が呼吸しているのがわかる。小さい頃から綾瀬に子犬のようにじゃれついて肌のふれあいを求めてくる娘だっ… 

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【連載】金鳳花のフール

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