「ブロークン・ブリテンに聞け」ブレイディみかこ著

公開日: 更新日:

「ブロークン・ブリテンに聞け」ブレイディみかこ著

 イギリス在住の著者が、EU離脱やパンデミック、女王逝去などに揺れた同国の激動の時代を記録した時評エッセー。

 2018年初頭執筆の冒頭の章では、生理の貧困問題に注目。世界で最もリッチな国のひとつであるはずの英国の若い女性の10人に1人が生理用品を買えない現実を伝える。

 隣人によると、この問題は昔から存在したという。なぜ今まで誰も声を上げなかったのか、その背景を振り返りながら、若者たちの活動に時代の変化を感じとる。

 以降、ブレグジットの賛否を巡る国民投票後、国内の左翼と右翼の区別が混沌化している現状とコメディー界の変化の相互関係など。

 身近な話題を取り上げながら、英国、そして日本や世界の「今」を語る。 (講談社 891円)

最新のBOOKS記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    松村北斗&目黒蓮の"2強"を崩すSTARTO社の若手演技派は? 男性アイドル戦国時代のカオス

  2. 2

    森香澄はピアニストを夢見て練習に打ち込むも、1浪して東京女子大現代教養学部へ…高校は都立新宿

  3. 3

    森香澄には「あざとかわいい」にとどまらない「主役体質」の素質アリ

  4. 4

    キオクシア株は「高値の花」…2期連続過去最高決算で時価総額40兆円も、個人投資家比率わずか5%

  5. 5

    渋野日向子に「全米女子プロ」逆転出場の道…勝みなみと3年連続タッグでツアー唯一のダブルス戦V狙う

  1. 6

    生田斗真の活躍を見て育った弟・竜聖は川崎の公立中学から中大法→フジテレビへ

  2. 7

    佐々木朗希の選手会脱退が若手逸材に飛び火 「電通が動いているんじゃないか」と広がった疑心暗鬼

  3. 8

    ナショナルズ小笠原慎之介「巨人入り」のウラ…「メジャー昇格の芽なし」の悲しい現実

  4. 9

    「ペチュニア」と「キンギョソウ」が見頃を迎えた花と緑のテーマパーク「東京ドイツ村」入場券を5組10人にプレゼント

  5. 10

    高市事務所が選挙ネット戦略で手だれに接近のナゼ…中傷動画作成・拡散のキーマン松井健氏の“意外な実績”