(108)ようやくかよ 遅えよ
誠が独り言ちると、テレビ画面に目をむけながら、眉根に皺を寄せた。
「お……とうとう来たか?」
画面から機械音が聞こえ、アナウンサーが話を止めた。
画面の上に、「速報」の文字が浮かぶ。
アナウンサーがプロンプターに視線を送り、その表情は一気に緊張した…
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