「日本政治と宗教団体」蔵前勝久、中北浩爾著
「日本政治と宗教団体」蔵前勝久、中北浩爾著
戦後の宗教と政治の関係を解説したテキスト。
昨秋、創価学会を支持母体とする公明党が26年間続いた自民党との連立政権を解消した。そもそも1999年の自公連立は宗教界に波紋を投げかけた。それまで、政治との距離感をめぐる宗教界の大きな対立軸は反創価学会であり、自民党との深いつながりを持ってきた立正佼成会などのほかの宗教団体は自分たちの立ち位置の見直しを迫られることになったからだ。
創価学会と公明党をはじめ、安倍元首相銃撃事件で自民党との深い関係が明らかになった旧統一教会、安倍政権下で政治に対する影響力を強めた神社界や日本会議、そして創価学会のライバル教団として政治にかかわってきた立正佼成会の歴史をたどり、政治とのつながりや変遷を関係者の証言や資料から解き明かす。 (朝日新聞出版 1100円)


















