映画「トリック」公開後にドラマSPを放送するテレ朝の狙い

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 今月11日の「トリック劇場版 ラストステージ」の公開に向け、テレビ朝日があれこれ仕掛けている。

 深夜ドラマ枠でスタートした「トリック」は、主演の仲間由紀恵(34)が大ブレークするきっかけになった作品で、今回でついに完結。その公開に合わせ、12日にはドラマ「トリック新作スペシャル3」が放送される。

 こうした手法は、映画公開前によく使われるパターンだ。昨年も「ATARU」(TBS系)や、「謎解きはディナーのあとで」(フジテレビ系)がそうだった。

 が、トリックが変わっているのは、映画公開後にドラマSPが放送されることだ。

「10年に『劇場版トリック 霊能力者バトルロイヤル』が公開された時も、テレ朝は封切り1週間後に新作スペシャルを放送しています。その時は映画の物語の1週間前の出来事として描かれました。今回でトリックは見納めだし、堤幸彦監督のことだから、公開日に映画を見たファンが再び映画館に足を運んで確認したくなる“仕掛け”がちりばめられている可能性もあります」(制作会社関係者)

 最後の最後で壮大なトリックを見られるか?

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