テレ東躍進させた路線バスの「2人のおっさん」

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 今月12日に開局50周年を迎えたテレビ東京。北大路欣也主演の「三匹のおっさん」が、同局史上最高の視聴率ドラマになるなど絶好調だが、この中年コンビも大きな支えに。元アイドル歌手の太川陽介(55)と、漫画家の蛭子能収(66)。2人が出演する「ローカル路線バス乗り継ぎの旅」が、土曜夜の看板シリーズとなっている。

■路線バスを乗り継ぐだけのゆるさが人気

「土曜スペシャル」枠で不定期に放送する旅番組。今週26日の放送回でシリーズ第17弾となるが、毎回、女性ゲストとともに全国各地の路線バスを乗り継ぎ、3泊4日で目的地を目指す。さながら、街の散歩番組「モヤモヤさまぁ~ず」の遠出バージョンといったところ。約2時間半の放送時間の中、思いつきで温泉に入ったり、地元の人々と触れ合ったりと、ひたすらゆる~い内容なのだ。目的地まで到達できなかった回もこれまで5度ある。「そのゆるさこそ人気の秘訣」(テレ東関係者)だとかで、当初から視聴率12~13%を稼ぐ安定ぶり。今年1月の放送では、裏番組の「めちゃ2イケてるッ!」(フジテレビ系)を上回る視聴率をマーク、しかも同時間帯トップを獲得し話題になった。

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