「NHKのど自慢」優勝から10年 大城バネサは今も現役

公開日: 更新日:

 しかし、「アルゼンチン生まれの本格派演歌歌手」と話題になったものの、ヒット曲に恵まれず、09年3月、シングル6曲、アルバム2枚を出したところで契約打ち切り。それまで住んでいた葛飾区亀有の2DKマンションからも退去を余儀なくされた。

「今さらアルゼンチンに戻れないし、新しい部屋を借りるほどの経済的な余裕もない。ホント、夜も眠れなくなるくらい悩みました。そんな時、来日以来、応援してくださってた後援会の方に、“再スタートするつもりで、ワタシの地元の岐阜に来たら?”って声をかけていただいたんです」

 その後援者こそ、現在の所属事務所の女性社長。目下、まさに二人三脚で奮闘中というわけだ。

「夢はやっぱりNHK紅白歌合戦出場ですね。演歌は日本人の心の故郷。日本人になりきり、精いっぱい歌ってガンバります」

 ただし、アルゼンチン代表チームのユニホームを着るバネサ嬢、サッカーに関しては話は別。

「メッシ、アグエロと世界的なストライカーがいるアルゼンチンが優勝します。日本とぶつかったら? さあ、どっちを応援しましょうか、ハハハ」

 独身。
「母はオバアちゃんの介護のためにアルゼンチンに帰ってるから、父と羽島市内で2人暮らししてます」

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    松井秀喜氏タジタジ、岡本和真も困惑…長嶋茂雄さん追悼試合のウラで巨人重鎮OBが“異例の要請”

  2. 2

    7代目になってもカネのうまみがない山口組

  3. 3

    巨人・田中将大と“魔改造コーチ”の間に微妙な空気…甘言ささやく桑田二軍監督へ乗り換えていた

  4. 4

    福山雅治のフジ「不適切会合」出席が発覚! “男性有力出演者”疑惑浮上もスルーされ続けていたワケ

  5. 5

    打者にとって藤浪晋太郎ほど嫌な投手はいない。本人はもちろん、ベンチがそう割り切れるか

  1. 6

    文春が報じた中居正広「性暴力」の全貌…守秘義務の情報がなぜこうも都合よく漏れるのか?

  2. 7

    DeNA藤浪晋太郎がマウンド外で大炎上!中日関係者が激怒した“意固地”は筋金入り

  3. 8

    収束不可能な「広陵事件」の大炎上には正直、苛立ちに近い感情さえ覚えます

  4. 9

    横浜・村田監督が3年前のパワハラ騒動を語る「選手が『気にしないで行きましょう』と…」

  5. 10

    吉村府知事肝いり「副首都構想」に陰り…大阪万博“帰宅困難問題”への場当たり対応で露呈した大甘な危機管理