「小さなスナック」今井久 陽水や徳永のバックで活躍中

公開日: 更新日:

 作曲家としてCMソングを100曲ほど手がけてもいるとか。

「いつの間にか月日が経っちゃった、って感じですねえ。他のメンバー?『小さなスナック』を歌ったときのギターは飲食業に就職。ベースはミュージシャンを続けていたけど引退し、ドラムスはちょっと前に亡くなったって聞きました。ボクたちは当時、アレンジの仕方とか、ハーモニーのつけ方とかでよくモメてた。正直、あんまり仲の良いバンドじゃなくて、もうずっと接触はないんです」

 さて、子供の頃から音楽に親しんでいた今井さんは、GSが大流行した昭和40年代前半、芸能事務所にスカウトされ、パープル・シャドウズを結成。43年、「小さなスナック」でデビューした。

「月に基本給2、3万円プラス歩合の契約だったので、売れたおかげで基本給の何倍かはもらいました。でも、ブルコメ(ジャッキー吉川とブルー・コメッツ)やザ・タイガースのメンバーが月100万円くらいもらってたのに比べれば、かわいいもんでしょう。おカネは楽器やアンプに使って、30万円で買ったスチールギターは今も使ってますよ」

 家族と暮らすが、「プライベートはあんまり公にできない」とのことだった。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    高画質は必要ない? 民放各社が撤退検討と報じられた「BS4K」はなぜ失敗したのですか?

  2. 2

    大手家電量販店の創業家がトップに君臨する功罪…ビック、ノジマに続きヨドバシも下請法違反

  3. 3

    落合監督は投手起用に一切ノータッチ。全面的に任せられたオレはやりがいと緊張感があった

  4. 4

    自民党総裁選の“本命”小泉進次郎氏に「不出馬説」が流れた背景

  5. 5

    「二股不倫」永野芽郁の“第3の男”か? 坂口健太郎の業界評…さらに「別の男」が出てくる可能性は

  1. 6

    今思えばあの時から…落合博満さんが“秘密主義”になったワケ

  2. 7

    世界陸上「前髪あり」今田美桜にファンがうなる 「中森明菜の若かりし頃を彷彿」の相似性

  3. 8

    三谷幸喜がスポーツ強豪校だった世田谷学園を選んだワケ 4年前に理系コースを新設した進学校

  4. 9

    広陵暴力問題の闇…名門大学の推薦取り消し相次ぎ、中井監督の母校・大商大が「落ち穂拾い」

  5. 10

    佐々木朗希いったい何様? ロッテ球団スタッフ3人引き抜きメジャー帯同の波紋