「嫁取りの方が難しい」資格ブームの火付け役・藤田康雄さん

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 さて、70年3月に近畿大学理工学部電気工学科を卒業した藤田さんは建築会社に就職。しかし、34歳だった82年にリストラされ、ビル管理会社に転職した。結局、そこでも約2年でリストラに遭い、かくして一念発起。失業保険を受給しながら、第3種電気主任技術者の資格を取った。

「それが84年。関連資格にチャレンジしたら、面白いほど合格しましてな。ほぼ同じ時期に堺市の学校法人ヒラタ学園近畿コンピュータ電子専門学校の講師になったのをきっかけに、電子系に加え、ビル管理会社の社員だった経験を生かして管理系、防災系の資格をどんどん取ったんです」

 92年には「資格取得数日本一・藤田康雄の3時間で資格が取れる本」(KKベストセラーズ)を出版。バブルが崩壊し、国家資格が脚光を浴びていたことと重なり、売れに売れた。

「おかげさんで他の専門学校からもお誘いがあったし、企業の受験講習の講師や講演依頼がドッと来ましてね。うれしい悲鳴を上げましたわ」

 現在も近畿コンピュータ電子専門学校のほか、福島県郡山市の「FSGカレッジリーグ」、東京に本部を置く「東京リーガルマインド」の講師を務め、大阪の一般財団法人「都市技術センター」の技術顧問に就いている。

「ワタシには定年がない。やっぱりどんな時でも持つべきは資格やね」

 自宅に一人暮らしだ。

「嫁はビル管理会社をリストラされた時に家を出たきり。正直、嫁取りは資格取るより何十倍も難しいですね、ハハハ」

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