ドラマで増えている「スマホを使う刑事」 実際はどうなの?

公開日: 更新日:

日刊ゲンダイ連載 「刑事ドラマの真実」】

 最近はドラマでも刑事がスマホを持っているシーンが増えています。しかし、捜査員に支給されているのは従来の携帯電話、ガラケーです。そういえば、「相棒」の水谷豊演じる杉下右京が使っているのも2つ折りのガラケーですね。実際の刑事はアナログな人が多いですから、ドラマでもガラケーの方がリアリティーがあると思います。

 スマホを所有している刑事もいるけど、ほとんどは2台持ちの個人用ですね。

 ドラマと同じなのは聞き込みの時に使っている小型の手帳です。捜査の時に大学ノートなんて持ち歩けないので、常にパス入れサイズのメモ帳を携帯。捜査相手の住所や電話番号などを必ずメモしています。

 それで事足りるのかという質問も出そうですが、事件の筋は頭に覚えさせる。相手の言うことをよく理解して頭に叩き込むのです。

 ちなみに、ドラマでも聞き込みで「〇〇署の××です」と警察手帳を見せますが、捜査員が持っているのもまったく同じものです。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    今オフ日本史上最多5人がメジャー挑戦!阪神才木は“藤川監督が後押し”、西武Wエースにヤクルト村上、巨人岡本まで

  2. 2

    ヤクルト村上宗隆の「メジャー契約金」は何億円?

  3. 3

    ドジャース佐々木朗希もようやく危機感…ロッテ時代の逃げ癖、図々しさは通用しないと身に染みた?

  4. 4

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  5. 5

    吉沢亮「国宝」150億円突破も手放しで喜べない…堺雅人“半沢直樹ブーム”と似て非なるギャラ高騰の行方

  1. 6

    「SIAM SHADE」DAITAがメンバー4人を提訴報道…人気バンドを巡る金銭問題と、「GLAY」は別格のワケ

  2. 7

    日本ハム最年長レジェンド宮西尚生も“完オチ”…ますます破壊力増す「新庄のDM」

  3. 8

    陰で糸引く「黒幕」に佐々木朗希が壊される…育成段階でのメジャー挑戦が招く破滅的結末

  4. 9

    ドジャース佐々木朗希にリリーバーとしての“重大欠陥”…大谷とは真逆の「自己チューぶり」が焦点に

  5. 10

    《あの方のこと?》ラルクhydeの「太っていくロックアーティストになりたくない」発言が物議