新番組MCも…真矢ミキに気がかりな「茶のしずく」事件の呪縛

公開日: 更新日:

 TBSが30日からスタートさせる朝の情報番組「白熱ライブ ビビット」(毎週月~金、午前8時~)。TOKIOの国分太一(40)と女優の真矢ミキ(51)がMCを務め、「芸能エンタメニュースや時事問題などあらゆることに本音でぶつかり、視聴者目線に立って“ビビット”くる刺激をお届けします。」(HPから)というのが売り文句。TBSにとってはオウム事件でワイドショーを廃止して以来、18年半ぶりの朝の情報番組復活だけに気合十分だが、MCの2人が番組の手枷足枷にならないかという懸念が早くも浮上している。

 真矢は司会決定に先駆けて大手プロに移籍し、心機一転「真矢みき」から「真矢ミキ」に改名。ワイドショーのMCはもちろん初めてだが、真矢といえば思い出されるのが「あきらめないで!」のキャッチフレーズが印象的だった「茶のしずく石鹸」のCMである。商品は真矢が広告塔のおかげでバカ売れしたが、アレルギー症状が出て重篤な健康被害を訴えるユーザーが続出。販売元に対し、現在も全国での集団訴訟が続いている。

「真矢は当時所属していた事務所の方針で、一切、この件に関するコメントも出さず、もちろん謝罪もしていない。それだけに、真矢が消費者の生活情報も扱うワイドショーの司会を務めることで、被害者の心情を刺激しないかという危惧がある」(マスコミ関係者)

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    参政党・神谷宗幣代表が街頭演説でブチまけた激ヤバ「治安維持法」肯定論

  2. 2

    「自公過半数割れ」後の大政局…反石破勢力は「高市早苗首班」で参政党との連立も

  3. 3

    元小結・臥牙丸さんは5年前に引退しすっかりスリムに…故国ジョージアにタイヤを輸出する事業を始めていた

  4. 4

    自民旧安倍派「歩くヘイト」杉田水脈氏は参院選落選危機…なりふり構わぬ超ドブ板選挙を展開中

  5. 5

    「時代に挑んだ男」加納典明(25)中学2年で初体験、行為を終えて感じたのは腹立ちと嫌悪だった

  1. 6

    トップ清水賢治社長に代わったフジテレビの“アニメ推し”が目に余る

  2. 7

    参院選和歌山「二階vs世耕」は血みどろの全面戦争に…“ステルス支援”が一転、本人登場で対立激化

  3. 8

    参政党が消せない“黒歴史”…党員がコメ農家の敵「ジャンボタニシ」拡散、農水省に一喝された過去

  4. 9

    長嶋茂雄さんの引退試合の日にもらった“約束”のグラブを含めてすべての思い出が宝物です

  5. 10

    遠野なぎこさんは広末涼子より“取り扱い注意”な女優だった…事務所もお手上げだった