フジの執着も当然…“逸材”カトパンに複数の芸能プロが接触

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「カトパン」こと加藤綾子アナに独立話が報じられるや、フジの亀山千広社長は即座に「1年後もありません」と否定。早々に火消しを図った。

 女子アナ1人の独立騒動に社長が口を開く。しかも、加藤アナとは直接、メールで確認したという。フジは1000人以上の社員を抱える企業。女子アナとはいえ、一社員に過ぎない。名前も顔もわからない社員も少なくないはずなのに、加藤とはメル友? なんとなく違和感を覚えるが、フジのエースとなった加藤アナを手放したくない気持ちが、今回の異例の発言につながったのだろう。

 それでも加藤の独立話がこれで消えたとは思えない。かねて「女子アナ30で肩叩きにあう」と言われる世界。30歳をメドに独立か寿退社が望ましいという意味であるが、仕方ない面もある。毎年、女子アナは入社してくるが、出演できるレギュラー番組は決まっている。自動的に上が抜けないと下の子は入れない。トコロテン方式。過去の女子アナをひもといても、30前後に結婚や独立が圧倒的に多い。

 女子アナとしてアブラが乗った頃に次の人生設計。それでも人気も実力も兼ね備えれば、言い寄る男性も芸能プロも引く手あまた。先輩、高島彩のように結婚と独立を一緒に手に入れるのが理想だろうが、そううまくはいかない。人気と実績があればまずは独立を考える。そこにさまざまな雑音が入ってくる。フリーになった際は、ギャラは1日分×日数。女子アナだったら仕事に関係なく決まった給料。お金も独立を誘発する魅力のひとつだろう。

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