M─1で異彩「メイプル超合金」安藤なつに“大化け”の予感

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 6日前になるが「M-1グランプリ2015」(テレビ朝日系)は、ビデオリサーチ調べで関東17.2%、関西21.4%と高視聴率をマーク。ネット上では「ハイレベル」「どのコンビもおもしろかった」と好評だった。

 今回の11回大会は5年ぶりの復活で、第1回は14年前。その時にテレビで見ていた“M-1世代”の芸人は、笑いの能力が最初から違う。

 ハゲを武器にしたトレンディエンジェルが優勝したことは、薄毛に悩む中高年に勇気を与えたし(忘年会で真似するサラリーマンがいるだろう)、関西のコテコテのりの銀シャリ、新感覚漫才のジャルジャル、実力派のタイムマシーン3号と、上位に入った芸人も注目されそうだ。

 だが、もっとも異彩を放ったのは唯一の男女コンビ「メイプル超合金」。なんと結成から3年で決勝に勝ち上がった。派手なファッションで、ちょっと意味不明なネタをやり、南海キャンディーズとは違った“噛み合わない男女”の漫才で、ネット上では「ヤバイふたり」と話題になっている。

 男のほうはカズレーザーといい、宇宙海賊コブラみたいに金髪に全身赤ずくめの服で本当にヤバそうだが、注目したいのはメガネにオカッパ頭でメタボな女のほう。

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