“飯島会”で番組スタッフ束ね SMAP育ての親「素顔とカネ」

公開日: 更新日:

 芸能史上に残るSMAP5人による生放送会見から4日。この会見をもって独立を画策した中居正広(43)らのミソギは済んだのか、グループは存続するのかなど未確定のことが多く情報は錯綜。そんな中、週刊誌にメリー喜多川副社長(89)やジャニーズ事務所の幹部も実名で登場。騒動は収束の兆しを見せない。

 だが、ひとつ確実なのは今回の独立クーデターの首謀者であるチーフマネジャーの飯島三智氏(58)がジャニーズ事務所を放逐されることだ。すでに今月12日付でSMAPの活動を取り扱う子会社「ジェイ・ドリーム」の取締役を辞任。ジャニーズ事務所も今月中に去るといわれている。

 メンバー5人を25年以上にわたって息子同然に可愛がってきた飯島氏とはどんな人物なのか。共に仕事をしたテレビ局のスタッフは「とにかく厳しくて怖い」「よく怒鳴られた」と口を揃える。

「仕事にシビア。『それは違う』『こうしろ』と逐一、細かい指示が飛び、自分の思い通りにならないと、テレビ局のスタッフや時にはメンバーにもヒステリックに怒鳴り散らしていました。怒られた木村が『うるせえなあ』とスネながらも渋々言うことを聞く、というのが日常茶飯事。あまりの激しさに『更年期障害じゃないか』なんて陰口を叩かれていましたが、その一方で、各局のドラマ、エンタメ、情報など部署ごとに飯島担当がいて、見込んだスタッフには“任せるから”の一言で全権を委任する。飯島会と呼ばれる食事会で親交を深め、それを意気に感じて成長したスタッフも多かった。やり手の彼女が明確なビジョンを描き、それをメリー副社長が“放任”していたからこそ、SMAPはここまで大きくなったともいえます」(テレビ局関係者)

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • 芸能のアクセスランキング

  1. 1

    亡き長嶋茂雄さんの長男一茂は「相続放棄」発言の過去…身内トラブルと《10年以上顔を合わせていない》家族関係

  2. 2

    上白石萌音・萌歌姉妹が鹿児島から上京して高校受験した実践学園の偏差値 大学はそれぞれ別へ

  3. 3

    「時代と寝た男」加納典明(17)病室のTVで見た山口百恵に衝撃を受け、4年間の移住生活にピリオド

  4. 4

    中居正広氏に降りかかる「自己破産」の危機…フジテレビから数十億円規模損害賠償の“標的”に?

  5. 5

    備蓄米報道でも連日登場…スーパー「アキダイ」はなぜテレビ局から重宝される?

  1. 6

    “バカ息子”落書き騒動から続く江角マキコのお騒がせ遍歴…今度は息子の母校と訴訟沙汰

  2. 7

    “名門小学校”から渋幕に進んだ秀才・田中圭が東大受験をしなかったワケ 教育熱心な母の影響

  3. 8

    女子学院から東大文Ⅲに進んだ膳場貴子が“進振り”で医学部を目指したナゾ

  4. 9

    「こっちのけんと」の両親が「深イイ話」出演でも菅田将暉の親であることを明かさなかった深〜いワケ

  5. 10

    長嶋一茂が父・茂雄さんの訃報を真っ先に伝えた“芸能界の恩人”…ブレークを見抜いた明石家さんまの慧眼

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ドジャース佐々木朗希に向けられる“疑いの目”…逃げ癖ついたロッテ時代はチーム内で信頼されず

  2. 2

    ドジャース佐々木朗希の離脱は「オオカミ少年」の自業自得…ロッテ時代から繰り返した悪癖のツケ

  3. 3

    備蓄米報道でも連日登場…スーパー「アキダイ」はなぜテレビ局から重宝される?

  4. 4

    上白石萌音・萌歌姉妹が鹿児島から上京して高校受験した実践学園の偏差値 大学はそれぞれ別へ

  5. 5

    “名門小学校”から渋幕に進んだ秀才・田中圭が東大受験をしなかったワケ 教育熱心な母の影響

  1. 6

    大阪万博“唯一の目玉”水上ショーもはや再開不能…レジオネラ菌が指針値の20倍から約50倍に!

  2. 7

    今秋ドラフト候補が女子中学生への性犯罪容疑で逮捕…プロ、アマ球界への小さくない波紋

  3. 8

    星野源「ガッキーとの夜の幸せタイム」告白で注目される“デマ騒動”&体調不良説との「因果関係」

  4. 9

    女子学院から東大文Ⅲに進んだ膳場貴子が“進振り”で医学部を目指したナゾ

  5. 10

    “貧弱”佐々木朗希は今季絶望まである…右肩痛は原因不明でお手上げ、引退に追い込まれるケースも