災難続くジャニーズ TOKIO長瀬主演作が公開延期の大打撃

公開日: 更新日:

 若いスキー客らの命を奪った軽井沢スキーバス転落事故は、公開目前の映画の興行にも大きな影響をもたらすこととなった。来月6日に公開予定だった映画「TOO YOUNG TO DIE! 若くして死ぬ」(宮藤官九郎脚本・監督)の公開延期が決定。製作委員会幹事のアスミック・エースと東宝の両社は「作品のシーンの一部ではあるが、スキーバス転落事故を想起させる可能性がある」とし、公開延期に加え、試写会や関連イベントの中止を発表したのだ。

 同作は、修学旅行中の男子高校生が観光バスの転落により死亡したことから始まり、現世への転生を目指し地獄の鬼たちとロック対決をするという物語。クドカンらしいコメディーだが、時期が時期だけにタイトルもアダとなった。不測の事態とはいえ、映画というマスメディアが社会に与える影響を考えれば今回の延期は妥当な選択だろうが、関係各所がダメージを被るのは明らかだ。

「最も痛いのはサントラCDやDVDといった関連グッズの発売延期です。同作は企業が多額の経費や宣伝費を投じた一大プロジェクトで、決算期をまたげば赤字計上も余儀なくされる。ビジネスとしては大損害です」(映画関係者)

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    岡山天音「ひらやすみ」ロス続出!もう1人の人気者《樹木希林さん最後の愛弟子》も大ブレーク

  2. 2

    帝釈天から始まる「TOKYOタクシー」は「男はつらいよ」ファンが歩んだ歴史をかみしめる作品

  3. 3

    西武にとってエース今井達也の放出は「厄介払い」の側面も…損得勘定的にも今オフが“売り時”だった

  4. 4

    高市政権の物価高対策はもう“手遅れ”…日銀「12月利上げ」でも円安・インフレ抑制は望み薄

  5. 5

    立川志らく、山里亮太、杉村太蔵が…テレビが高市首相をこぞってヨイショするイヤ~な時代

  1. 6

    (5)「名古屋-品川」開通は2040年代半ば…「大阪延伸」は今世紀絶望

  2. 7

    森七菜の出演作にハズレなし! 岡山天音「ひらやすみ」で《ダサめの美大生》好演&評価爆上がり

  3. 8

    小池都知事が定例会見で“都税収奪”にブチ切れた! 高市官邸とのバトル激化必至

  4. 9

    西武の生え抜き源田&外崎が崖っぷち…FA補強連発で「出番減少は避けられない」の見立て

  5. 10

    匂わせか、偶然か…Travis Japan松田元太と前田敦子の《お揃い》疑惑にファンがザワつく微妙なワケ