災難続くジャニーズ TOKIO長瀬主演作が公開延期の大打撃

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 若いスキー客らの命を奪った軽井沢スキーバス転落事故は、公開目前の映画の興行にも大きな影響をもたらすこととなった。来月6日に公開予定だった映画「TOO YOUNG TO DIE! 若くして死ぬ」(宮藤官九郎脚本・監督)の公開延期が決定。製作委員会幹事のアスミック・エースと東宝の両社は「作品のシーンの一部ではあるが、スキーバス転落事故を想起させる可能性がある」とし、公開延期に加え、試写会や関連イベントの中止を発表したのだ。

 同作は、修学旅行中の男子高校生が観光バスの転落により死亡したことから始まり、現世への転生を目指し地獄の鬼たちとロック対決をするという物語。クドカンらしいコメディーだが、時期が時期だけにタイトルもアダとなった。不測の事態とはいえ、映画というマスメディアが社会に与える影響を考えれば今回の延期は妥当な選択だろうが、関係各所がダメージを被るのは明らかだ。

「最も痛いのはサントラCDやDVDといった関連グッズの発売延期です。同作は企業が多額の経費や宣伝費を投じた一大プロジェクトで、決算期をまたげば赤字計上も余儀なくされる。ビジネスとしては大損害です」(映画関係者)

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