更迭論は退けたが 「グッディ!」安藤優子の“厳しい現実”

公開日: 更新日:

 テレビ業界は早くも4月改編情報が飛び交っている。大手広告代理店作成による民放キー局の4月編成案には改編対象となっている番組が朝から晩までギッシリ。2年連続視聴率3冠王の日本テレビがほぼ現状維持の“横綱相撲”なのに対して、相変わらずの迷走ぶりを感じさせるのがフジテレビだ。

 本紙既報の通り、3月いっぱいでスポーツ情報番組「すぽると!」の打ち切りが明らかになったが、逆に、春改編の俎上に載っていたものの、首の皮一枚で打ち切りを免れたのがニュースキャスター安藤優子(57)がMCを務める平日昼の情報番組「直撃LIVEグッディ!」だ。

 ちょうど1年前、15年春改編の目玉として鳴り物入りでスタートしたが、打倒「ミヤネ屋」(日本テレビ系)の旗印もむなしく、平均視聴率1%台の超低空飛行。亀山社長は「夏休みが正念場」「一喜一憂するなと現場には言いたい」と語っていたが我慢も限界。実際、今度の改編では安藤更迭論が持ち上がったというのだが……。

「残念ながら更迭は不発に終わってしまいました。編成側が主婦層からのウケがよくない安藤の交代を求めたのですが、役員会議で却下に。少なからず優子シンパの役員がいて首を縦に振らなかったのです」(フジ関係者)

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • 芸能のアクセスランキング

  1. 1

    元フジテレビ長谷川豊アナが“おすぎ上納”告白で実名…佐々木恭子アナは災難か自業自得か

  2. 2

    中居正広は「地雷を踏んだ」のか…フジテレビに色濃く残る“上納体質”六本木『港会』の存在

  3. 3

    ビートたけし「俺なんか悪いことばっかりしたけど…」 松本人志&中居正広に語っていた自身の“引き際”

  4. 4

    「文春訂正」でフジテレビ大はしゃぎも…今田耕司、山里亮太、カンニング竹山ら“擁護”芸能人の行きつく先

  5. 5

    フジテレビ騒動で蒸し返される…“早期退職アナ”佐藤里佳さん苦言《役員の好みで採用》が話題

  1. 6

    《フジが反転攻勢》《どうする文春!》中居正広問題の文春記事訂正に大はしゃぎの違和感…“直取材”対象はどこにいる

  2. 7

    フジテレビ系の冬ドラマ「警察もの」2本はありえないお話しすぎてズッコケの連続

  3. 8

    フジ・メディアHD経営刷新委に吉田真貴子氏の名前…"高級和牛ステーキ接待"で辞職→天下り疑惑の元総務官僚

  4. 9

    中居正広氏は37年で築いた資産喪失の瀬戸際…不動産複数所有で倹約家も「違約金+α」の脅威

  5. 10

    極秘結婚の小島瑠璃子 略奪愛は打ち消されるも…思い出される「付き合う前にいたす」発言

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    「二刀流」大谷翔平と「記録」にこだわったイチロー…天才2人の決定的な差異

  2. 2

    元フジテレビ長谷川豊アナが“おすぎ上納”告白で実名…佐々木恭子アナは災難か自業自得か

  3. 3

    元フジテレビ長谷川豊氏“危機管理のプロ”が古巣告発は禁じ手? 大反響の動画チャンネル行脚の裏事情

  4. 4

    2人の殿堂入りは確実…大谷翔平&イチロー「軌跡」にこれだけの酷似点

  5. 5

    おすぎの次はマツコ? 視聴者からは以前から指摘も…「膝に座らされて」フジ元アナ長谷川豊氏の恨み節

  1. 6

    26億円投入のお台場巨大噴水事業が「フジ日枝案件」と露見…小池都知事による激怒と錯乱と珍答弁

  2. 7

    “かつての名門”武蔵の長期低落の深刻度…学習塾「鉄緑会」の指定校から外れたことも逆風に

  3. 8

    実にゆったりと楽そうに歌っている感じがする

  4. 9

    「(来季の去就は)マコト以外は全員白紙や!」星野監督が全員の前で放った言葉を意気に感じた

  5. 10

    岩井姉妹らツアールーキーたちを狙い撃ち? まるで嫌がらせ…米女子ゴルフの「厳しい洗礼」はトラウマ級