SMAP騒動どこ吹く風 ジャニーズ傘下会社の映画事業が好調

公開日: 更新日:

 SMAP騒動は収まってきたようだが、ジャニーズ事務所がこの期間も、映画分野で精力的に活動を続けていることはあまり知られていない。それも、結構ヒットしているのである。

 昨年末の「レインツリーの国」、今年に入っては「ピンクとグレー」、そして先週公開されたばかりの「猫なんかよんでもこない。」の3本。いずれも、事務所所属の俳優が主演している。

 それぞれの主演は順に、Kis-My-Ft2の玉森裕太、Hey!Say!JUMPの中島裕翔、一番年長の風間俊介。よく知らない人も多いだろうが、まさにジャニーズ事務所の次代を担う若手の俳優や歌手たちである。

 ジャニーズ事務所は今から15年前、傘下にジェイ・ストームという会社を設立して、音楽事業とともに映画の製作に積極的に参画してきた。作品には所属俳優を起用、企画から出資まで、映画製作には並々ならぬ意欲で臨んできた。

 TOKIO、V6、嵐、関ジャニ∞らのメンバーはこれらの作品で主演している。事務所にとっては映画ビジネスの意味も大きいが、俳優たちにとってはいわば演技を磨く場でもあった。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ドジャース大谷翔平32歳「今がピーク説」の不穏…来季以降は一気に下降線をたどる可能性も

  2. 2

    高市政権の物価高対策はもう“手遅れ”…日銀「12月利上げ」でも円安・インフレ抑制は望み薄

  3. 3

    元日本代表主将DF吉田麻也に来季J1復帰の長崎移籍説!出場機会確保で2026年W杯参戦の青写真

  4. 4

    NHK朝ドラ「ばけばけ」が途中から人気上昇のナゾ 暗く重く地味なストーリーなのに…

  5. 5

    京浜急行電鉄×京成電鉄 空港と都心を結ぶ鉄道会社を比較

  1. 6

    ドジャース佐々木朗希の心の瑕疵…大谷翔平が警鐘「安全に、安全にいってたら伸びるものも伸びない」

  2. 7

    【時の過ぎゆくままに】がレコ大歌唱賞に選ばれなかった沢田研二の心境

  3. 8

    「おまえもついて来い」星野監督は左手首骨折の俺を日本シリーズに同行させてくれた

  4. 9

    ドジャース首脳陣がシビアに評価する「大谷翔平の限界」…WBCから投打フル回転だと“ガス欠”確実

  5. 10

    巨人が李承燁コーチ就任を発表も…OBが「チグハグ」とクビを傾げるFA松本剛獲得の矛盾