SMAP騒動どこ吹く風 ジャニーズ傘下会社の映画事業が好調

公開日: 更新日:

 SMAP騒動は収まってきたようだが、ジャニーズ事務所がこの期間も、映画分野で精力的に活動を続けていることはあまり知られていない。それも、結構ヒットしているのである。

 昨年末の「レインツリーの国」、今年に入っては「ピンクとグレー」、そして先週公開されたばかりの「猫なんかよんでもこない。」の3本。いずれも、事務所所属の俳優が主演している。

 それぞれの主演は順に、Kis-My-Ft2の玉森裕太、Hey!Say!JUMPの中島裕翔、一番年長の風間俊介。よく知らない人も多いだろうが、まさにジャニーズ事務所の次代を担う若手の俳優や歌手たちである。

 ジャニーズ事務所は今から15年前、傘下にジェイ・ストームという会社を設立して、音楽事業とともに映画の製作に積極的に参画してきた。作品には所属俳優を起用、企画から出資まで、映画製作には並々ならぬ意欲で臨んできた。

 TOKIO、V6、嵐、関ジャニ∞らのメンバーはこれらの作品で主演している。事務所にとっては映画ビジネスの意味も大きいが、俳優たちにとってはいわば演技を磨く場でもあった。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    農水省「おこめ券」説明会のトンデモ全容 所管外の問い合わせに官僚疲弊、鈴木農相は逃げの一手

  2. 2

    早瀬ノエルに鎮西寿々歌が相次ぎダウン…FRUITS ZIPPERも迎えてしまった超多忙アイドルの“通過儀礼”

  3. 3

    2025年ドラマベスト3 「人生の時間」の使い方を問いかけるこの3作

  4. 4

    武田鉄矢「水戸黄門」が7年ぶり2時間SPで復活! 一行が目指すは輪島・金沢

  5. 5

    松任谷由実が矢沢永吉に学んだ“桁違いの金持ち”哲学…「恋人がサンタクロース」発売前年の出来事

  1. 6

    大炎上中の維新「国保逃れ」を猪瀬直樹議員まさかの“絶賛” 政界関係者が激怒!

  2. 7

    池松壮亮&河合優実「業界一多忙カップル」ついにゴールインへ…交際発覚から2年半で“唯一の不安”も払拭か

  3. 8

    維新の「終わりの始まり」…自民批判できず党勢拡大も困難で薄れる存在意義 吉村&藤田の二頭政治いつまで?

  4. 9

    日本相撲協会・八角理事長に聞く 貴景勝はなぜ横綱になれない? 貴乃花の元弟子だから?

  5. 10

    SKY-HI「未成年アイドルを深夜に呼び出し」報道の波紋 “芸能界を健全に”の崇高理念が完全ブーメラン