高島彩に赤江珠緒まで 女子アナ続々“女優デビュー”の真相

公開日: 更新日:

 去年の9月まで羽鳥慎一(45)とともに「モーニングバード」のキャスターを務めていた赤江珠緒(41)が放送中の連続ドラマ「重版出来!」(TBS系)に出演、“女優”デビューすることが話題になっている。

 過去にドラマなどに“顔を出した”ことはあるが、いずれもアナウンサーやリポーター役。そこへいくと、今回は漫画家の夫を支える子持ちの妻役とやらで、本格演技と呼ぶにふさわしいものだ。

 女子アナの女優デビューといえば、最近ではフジテレビ出身の高島彩(37)が人気ドラマ「下町ロケット」で、相手企業の不正を暴くジャーナリスト役で出演したのは記憶に新しい。フリーになった女子アナはどうして次々、ドラマに進出するのか。芸能評論家の肥留間正明氏が言う。

「要はフリーアナだけでは食えない時代に入ってしまったんです。かつては“局アナからフリーになれば年収10倍”なんて時代もありましたが、今はフリーアナが飽和状態で、珍しくも何ともない。さらに、局側の都合でいえば、その局も経費削減でわざわざフリーを雇わなくても自局のアナウンサーで十分なんです。そのため、本物の“しゃべり”で生きていけるのはホンの一握り。あとはドラマに出たり、バラエティーでいじられたり、自らの恥ずかしい過去を切り売りして生きているのが偽らざる姿です」

 女子アナ人気ナンバーワンの有働由美子(47、NHK)は「フリーになれば年収2億円以上」などともいわれているが、本人に辞める気配はない。フリーの厳しさと実情を熟知しているからに違いない。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    出家否定も 新木優子「幸福の科学」カミングアウトの波紋

  2. 2

    中学受験で慶応普通部に進んだ石坂浩二も圧倒された「幼稚舎」組の生意気さ 大学時代に石井ふく子の目にとまる

  3. 3

    さすがチンピラ政党…維新「国保逃れ」脱法スキームが大炎上! 入手した“指南書”に書かれていること

  4. 4

    ドジャース「佐々木朗希放出」に現実味…2年連続サイ・ヤング賞左腕スクーバル獲得のトレード要員へ

  5. 5

    ギャラから解析する“TOKIOの絆” 国分太一コンプラ違反疑惑に松岡昌宏も城島茂も「共闘」

  1. 6

    中日からFA宣言した交渉の一部始終 2001年オフは「残留」と「移籍」で揺れる毎日を過ごした

  2. 7

    有本香さんは「ロボット」 どんな話題でも時間通りに話をまとめてキッチリ終わらせる

  3. 8

    巨人は国内助っ人から見向きもされない球団に 天敵デュプランティエさえDeNA入り決定的

  4. 9

    放送100年特集ドラマ「火星の女王」(NHK)はNetflixの向こうを貼るとんでもないSFドラマ

  5. 10

    佐藤輝明はWBC落選か? 大谷ジャパン30人は空前絶後の大混戦「沢村賞右腕・伊藤大海も保証なし」