映画「64」で高評価 緒形直人を近ごろ見かけなかったワケ

公開日: 更新日:

 それにしても、久しぶりの大作である。全国ロードショーでいえば、15年春公開の「王妃の館」以来1年ぶり。ドラマ認知症をテーマとしたNHKの特番ドキュメンタリー「認知症の私からあなたへ」の放送から7カ月が経つ。90年代には「予備校ブギ」(90年)をはじめ、大河ドラマ「信長 KING OF ZIPANGU」(92年)など複数の連ドラで主演を張った人気俳優が、最近見かけなくなったのはなぜか。

 所属事務所に近況を聞いてみると――。

「緒形本人がもともと器用なタイプではないこともあり、“一作入魂”に近いスタンスでじっくりと丁寧に向き合いながらやらせてもらっています。キャラクターを前面に押し出した作品ではなく、今回のロクヨンのように人物が丁寧に描かれた人間ドラマに巡り合えることに運命を感じているようです。あるベテラン俳優の方から“このまま踊らない芝居をすればいい”と助言いただいて以来、本人は演技の道を模索し続けている。一生芝居を続けていく覚悟で一作、一作、臨んでいます」(担当者)

 演技への並々ならぬこだわりは、実父の緒形拳譲り、いや、それ以上かもしれない。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • 芸能のアクセスランキング

  1. 1

    「24時間テレビ」SixTONES起用もマラソン募金額46%減で“旧ジャニーズ一極集中”は終焉へ

  2. 2

    バナナマン日村が簡単に復帰できそうにない「もう1つの理由」…レギュラー11本抱える人気者のジレンマ

  3. 3

    中学時代をジャージーで過ごした鈴木奈穂子が、法政大女子高から大学に内部進学してNHK人気アナになるまで

  4. 4

    WEST.重岡大毅の結婚にファンの怒りと落胆…“祝福されないアイドル”がやらかす「3つの誤算」

  5. 5

    北島三郎(4)「毎日が目標です。後ろへは戻れない」 地元・八王子のイベントで生涯現役宣言

  1. 6

    水前寺清子(1)作詞家・星野哲郎への恩と愛称「チータ」誕生の理由

  2. 7

    日向坂46「ひなたフェス」中止でもファンは宮崎へ「43億円」を動かした“推し活地方創生”の底力

  3. 8

    女優・烏丸せつこさんは郷里の滋賀に引っ越し、2歳下のダンナさんとラブラブ生活

  4. 9

    (2)「おニャン子クラブ」の二の舞いを回避した「順位付け」という競争原理はグループを飛躍的に活性化させた

  5. 10

    令和版『八つ墓村』にはこれまでにない「2つの見どころ」あり Jホラーの名匠と新・金田一耕助が魅せる

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    NHK出演にSNSでは抗議の声も…彬子女王と伊藤穰一氏をつなぐ「裏千家」とブータン王室の深い関係

  2. 2

    女優・烏丸せつこさんは郷里の滋賀に引っ越し、2歳下のダンナさんとラブラブ生活

  3. 3

    巨人・橋上監督代行に課された“最終任務” 「岡本和真の後釜候補」に道筋を立てられるか

  4. 4

    日テレ「ウルトラクイズ」復活で思い出す…氏家齊一郎社長の「赤字番組など必要ない」

  5. 5

    中間淳太が生謝罪も…WEST.脱退問題のウラに重岡大毅のアツすぎるバンドスタイルと“音楽性の違い”

  1. 6

    バナナマン日村が簡単に復帰できそうにない「もう1つの理由」…レギュラー11本抱える人気者のジレンマ

  2. 7

    水前寺清子(1)作詞家・星野哲郎への恩と愛称「チータ」誕生の理由

  3. 8

    俳優・山本學さん89歳「たかだか役者なんですから」の気持ちでやってます

  4. 9

    今も歩くのに苦戦…元プロレスラー武藤敬司さん人工関節手術を語る

  5. 10

    婚活で早く結婚できる人、できない人の決定的な差…「電柱女子」「電柱男子」は成婚から遠ざかる