師匠の北島三郎も絶句 歌手・和田青児さん語る酒と入院と

公開日: 更新日:

 師匠や先輩の山本譲二さんたちの前では酒を飲むことすら言っていませんでしたから、仕事が終わって飲み仲間の顔を見るともう、歯止めなくはじけちゃう。安い居酒屋でワインのフルボトルをひとりで10本空け、店の在庫を飲みつくしてしまったり。泥酔していざこざを起こし、大久保病院前の交番にお世話になったのも、一度や二度じゃありません。

 カラオケでTUBEの「あー夏休み」とか「ガラスのメモリーズ」を歌い、いい気になった直後に「面白くねえや」と言って、曲の途中でマイクをジョッキにジュボッと漬けて壊してしまうような、最低、最悪の酔っぱらい。

 そのままサウナでなけなしの金をはたいて、また師匠のもとに行くんですが、酒臭かっただろうし、体にいいわけがないですよね。日焼けサロンに通っていたから、結果的に黄疸は目立たなくても、うんこが白くなり、おしっこが真っ赤でしたから、自分でもこれはまずいなと思ってました。でも、分かっていても、やめられなかった。身動きひとつとれない絶対安静のベッドで、白い天井を眺めるしかなくても、酒をやめようとか、思いませんでしたね。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ドジャース「佐々木朗希放出」に現実味…2年連続サイ・ヤング賞左腕スクーバル獲得のトレード要員へ

  2. 2

    国分太一問題で日テレの「城島&松岡に謝罪」に関係者が抱いた“違和感”

  3. 3

    ギャラから解析する“TOKIOの絆” 国分太一コンプラ違反疑惑に松岡昌宏も城島茂も「共闘」

  4. 4

    片山さつき財務相の居直り開催を逆手に…高市首相「大臣規範」見直しで“パーティー解禁”の支離滅裂

  5. 5

    ドジャース佐々木朗希の心の瑕疵…大谷翔平が警鐘「安全に、安全にいってたら伸びるものも伸びない」

  1. 6

    小林薫&玉置浩二による唯一無二のハーモニー

  2. 7

    森田望智は苦節15年の苦労人 “ワキ毛の女王”経てブレーク…アラサーで「朝ドラ女優」抜擢のワケ

  3. 8

    臨時国会きょう閉会…維新「改革のセンターピン」定数削減頓挫、連立の“絶対条件”総崩れで手柄ゼロ

  4. 9

    阪神・佐藤輝明をドジャースが「囲い込み」か…山本由伸や朗希と関係深い広告代理店の影も見え隠れ

  5. 10

    阪神・才木浩人が今オフメジャー行きに球団「NO」で…佐藤輝明の来オフ米挑戦に大きな暗雲