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二田一比古ジャーナリスト

福岡県出身。大学卒業後、「微笑」(祥伝社)の記者に。その後、「Emma」「週刊文春」(ともに文芸春秋)をはじめ、多くの週刊誌、スポーツ新聞で芸能分野を中心に幅広く取材、執筆を続ける。フリー転身後はコメンテーターとしても活躍。

非常時の対応ひとつで 酒井法子と高島礼子に明暗クッキリ

公開日: 更新日:

 これほど間の悪いことはなかった――。今年デビュー30周年を迎え、9月に16年ぶりのコンサートが決定した酒井法子(45)。先週、「完全復活」と銘打った化粧品メーカーのイベントに出席。「のりピー語」も飛び出してご機嫌だったが、間が悪いとはこのこと。

 芸能マスコミは覚醒剤で逮捕された高知東生容疑者の話題で持ち切り。事前に取材規制はあったとはいえ、これほど絶好のタイミングはない。イベント終了間際に、遠回しに高知逮捕に関する質問が飛び出した。関係者が即座に質問を遮断して退場させたが、カメラとは意地悪なもの。アップで捉えた引きつった笑顔と困惑する酒井の表情がなんとも印象的だった。

 酒井が覚醒剤で逮捕されてすでに7年が経つ。本人にとってはもう触れて欲しくない悪夢なのは理解できる。世間も忘れていたところに、ASKA、清原和博と覚醒剤の逮捕者が出れば、反射的に酒井を思い出す。特に今回の高知容疑者は、夫の突然の逮捕の時点で酒井とケースが酷似していた。結果的に酒井も覚醒剤使用で逮捕されたが、高知の妻・高島礼子の検査結果はシロと判明した。

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