末期がん告白 マッハバロン下塚誠さん「毎日を有意義に」

公開日: 更新日:

 1974年に放送され人気を博した特撮ドラマ「スーパーロボット マッハバロン」(日本テレビ系)。深紅の巨大ロボ「マッハバロン」と世界征服をたくらむロボット帝国が壮絶な戦いを繰り広げ、海外でもリメークされるなど根強いファンは多い。主人公の嵐田陽役を演じた下塚誠さん(63)は、子供たちのヒーローだった。今どうしているのか?

■担当医から余命宣告

「のっけからですけど、実は今、肺がんのステージ4でね。先月、担当医から『来年5月までの余命』と宣告されたばかりなんです」

 都内町田市。JR横浜線古淵駅から北へ約2キロの住宅地にある「洋風居酒屋 レモンタイム」へ行くと、開店準備中の下塚さんが手を休めてこう言った。

「最初に違和感を覚えたのは喉でした。昨年9月初旬のことです。検査したところ、なんと咽頭がんとの診断で。11月に手術をしたんですが、今年に入って肺に転移していることがわかり、3月、6月と手術して切除しました。しかし、また再発して8月に4回目を。でも転移が早すぎて、ついに余命宣告を受けたってわけです」

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    福原愛が再婚&オメデタも世論は冷ややか…再燃する「W不倫疑惑」と略奪愛報道の“後始末”

  2. 2

    「年賀状じまい」宣言は失礼になる? SNS《正月早々、気分が悪い》の心理と伝え方の正解

  3. 3

    「五十年目の俺たちの旅」最新映画が公開 “オメダ“役の田中健を直撃 「これで終わってもいいと思えるくらいの作品」

  4. 4

    放送100年特集ドラマ「火星の女王」(NHK)はNetflixの向こうを貼るとんでもないSFドラマ

  5. 5

    国民民主党・玉木代表「ミッション・コンプリート」発言が大炎上→陳謝のお粗末…「年収の壁」引き上げも減税額がショボすぎる!

  1. 6

    どこよりも早い2026年国内女子ゴルフ大予想 女王候補5人の前に立ちはだかるのはこの選手

  2. 7

    出家否定も 新木優子「幸福の科学」カミングアウトの波紋

  3. 8

    「M-1グランプリ2025」超ダークホースの「たくろう」が初の決勝進出で圧勝したワケ

  4. 9

    「核兵器保有すべき」放言の高市首相側近は何者なのか? 官房長官は火消しに躍起も辞任は不可避

  5. 10

    楽天が変えたい「18番は田中将大」の印象…マエケンに積極譲渡で“背番号ロンダリング”図る