毎晩夢に…ムード歌謡5人組「純烈」と前川清の不思議な縁

公開日: 更新日:

白川 小さい時、前川さんが歌手として第一線で活躍しながら、欽ちゃんやドリフターズの番組でコントをやっているのを見ていて、あのトボケた味は誰でも出せるわけじゃない、スーパースターだと思っていました。それでボクもやってみようとOKしました。

後上 ムード歌謡に馴染みがなく不安もあったけど、ちょうど「純烈」のメンバーに加わった08年の紅白で前川さんが「東京砂漠」を歌っていらして、“ああ、これなんだ!”と。当時22歳のボクでもスーッと心に入ってくるメロディーで、勇気をもらいました。

小田井 「純烈」結成まもない頃、メンバーだった森本繁さんが経営する練馬のカラオケスナックに、ボクと酒井君が仕事でお世話になった方に連れていってもらったことがあるんです。そこで「そして、神戸」を歌ったら、森本さんが後ろでハモってホンモノの譜面も見せてくれて。結構、複雑な音階のハモリで驚きました。

■初対面での失礼な質問もシャレにしてくれた

後上 前川さんに初めてお会いしたのはデビューして4年目の14年。新歌舞伎座の前川さんの座長公演に出させていただいたときです。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    高画質は必要ない? 民放各社が撤退検討と報じられた「BS4K」はなぜ失敗したのですか?

  2. 2

    気温50度の灼熱キャンプなのに「寒い」…中村武志さんは「死ぬかもしれん」と言った 

  3. 3

    広陵暴力問題の闇…名門大学の推薦取り消し相次ぎ、中井監督の母校・大商大が「落ち穂拾い」

  4. 4

    巨人阿部監督はたった1年で崖っぷち…阪神と藤川監督にクビを飛ばされる3人の監督

  5. 5

    (4)指揮官が密かに温める虎戦士「クビ切りリスト」…井上広大ら中堅どころ3人、ベテラン2人が対象か

  1. 6

    U18日本代表がパナマ撃破で決勝進出!やっぱり横浜高はスゴかった

  2. 7

    日本ハム・レイエスはどれだけ打っても「メジャー復帰絶望」のワケ

  3. 8

    志村けんさん急逝から5年で豪邸やロールス・ロイスを次々処分も…フジテレビ問題でも際立つ偉大さ

  4. 9

    佐々木朗希いったい何様? ロッテ球団スタッフ3人引き抜きメジャー帯同の波紋

  5. 10

    (2)事実上の「全権監督」として年上コーチを捻じ伏せた…セVでも今オフコーチ陣の首筋は寒い