橋本聖子氏が手ぐすね プロ後の浅田真央“政界転身”あるか

公開日: 更新日:

 12日、会見を開き現役引退を表明した浅田真央(26)。早くも今後の活動に注目が集まっている。キャスターや女優への転身が囁かれているが、天才肌過ぎて指導者には不向きだろうとみるフィギュア関係者が少なくない。

 しばらくフィギュア元世界王者の高橋大輔(31)のように“プロスケーター”として活動するのが現実的だろうが、その後、間違いなく囁かれるのが政界進出だ。実際、日本スケート連盟会長で自民党参院議員会長の橋本聖子氏が手ぐすね引いて待ち構えているという。

「橋本会長は『今日のスケート界の躍進があるのは浅田選手が世界の頂点を極め続けたおかげ』とたたえました。真央ちゃんもそんな橋本会長を慕っている。3年前、最初に引退するかどうかで迷った際は、橋本会長に『冷却期間を置いてゆっくり考えたら?』とアドバイスされたことで引退を思いとどまったといわれます。そんな橋本会長から出馬要請があれば、受けてしまうのではないか」(フィギュア担当記者)

 橋本聖子氏がいずれ山東昭子元参院副議長のように自民党で自派閥を立ち上げることになれば、大量得票間違いなしの浅田を政界に引きずり込んでおくことはメリットだらけだ。

 もちろん、浅田側の事情もある。アイスショーの出演ギャラなどで稼げるのもせいぜい10年程度。国会議員になれば年間2100万円の歳費、毎月100万円の文書通信交通滞在費といった“安定収入”が得られる。“浅田センセイ”が誕生するのはいつか。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    巨人がソフトB自由契約・有原航平に「3年20億円規模」の破格条件を準備 満を持しての交渉乗り出しへ

  2. 2

    巨人が李承燁コーチ就任を発表も…OBが「チグハグ」とクビを傾げるFA松本剛獲得の矛盾

  3. 3

    NHK朝ドラ「ばけばけ」が途中から人気上昇のナゾ 暗く重く地味なストーリーなのに…

  4. 4

    日吉マムシダニに轟いた錦織圭への歓声とタメ息…日本テニス協会はこれを新たな出発点にしてほしい

  5. 5

    巨人正捕手は岸田を筆頭に、甲斐と山瀬が争う構図…ほぼ“出番消失”小林誠司&大城卓三の末路

  1. 6

    「おこめ券」でJAはボロ儲け? 国民から「いらない!」とブーイングでも鈴木農相が執着するワケ

  2. 7

    SBI新生銀が「貯金量107兆円」のJAグループマネーにリーチ…農林中金と資本提携し再上場へ

  3. 8

    阿部巨人に大激震! 24歳の次世代正捕手候補がトレード直訴の波紋「若い時間がムダになっちゃう」と吐露

  4. 9

    ドジャース首脳陣がシビアに評価する「大谷翔平の限界」…WBCから投打フル回転だと“ガス欠”確実

  5. 10

    「ばけばけ」苦戦は佐藤浩市の息子で3世俳優・寛一郎のパンチ力不足が一因