山口智子でテコ入れなるか 伸び悩むキムタク「BG」の勝算

公開日: 更新日:

 後半戦に差しかかり“ビッグネーム”を投入だ。元SMAPの木村拓哉(45)主演ドラマ「BG~身辺警護人~」(テレビ朝日系、木曜21時)に、女優の山口智子(53)が6話&7話で元妻役として出演。

 全話平均視聴率29.6%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)を叩き出した人気ドラマ「ロングバケーション」(96年、フジテレビ系)以来の2人の共演は、賛否両論が渦巻いている。

 もちろん、「ロンバケ」はフジのドラマで「BG」はテレ朝のドラマ。

 制作局も違えば配役もストーリーも全く異なるが、「22年ぶりの再共演ともなればありがたみを誘う心理は少なからず働く。石田ゆり子斎藤工といった共演者に守られ、主役としてはいささか精彩を欠くキムタクにとって、山口智子は最強の助っ人といえるでしょう。それに『ロンバケ』は90年代を代表する恋愛ドラマの金字塔であり、瀬名(キムタク)と南(山口)のその後を描いた続編を待ち望んでいた女性視聴者は多いはず。

『BG』では結婚して子宝に恵まれたものの何やら訳アリ離婚した元夫婦という設定なので、ロンバケの続編と重ね合わせるような裏設定の楽しみ方もできる。恋愛モノが大好物なF2、F3層に響くキャスティングです」(コラムニストの桧山珠美氏)。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    NHK朝ドラ「ばけばけ」が途中から人気上昇のナゾ 暗く重く地味なストーリーなのに…

  2. 2

    岡山天音「ひらやすみ」ロス続出!もう1人の人気者《樹木希林さん最後の愛弟子》も大ブレーク

  3. 3

    西武にとってエース今井達也の放出は「厄介払い」の側面も…損得勘定的にも今オフが“売り時”だった

  4. 4

    ドジャース大谷翔平32歳「今がピーク説」の不穏…来季以降は一気に下降線をたどる可能性も

  5. 5

    (5)「名古屋-品川」開通は2040年代半ば…「大阪延伸」は今世紀絶望

  1. 6

    「好感度ギャップ」がアダとなった永野芽郁、国分太一、チョコプラ松尾…“いい人”ほど何かを起こした時は激しく燃え上がる

  2. 7

    衆院定数削減の効果はせいぜい50億円…「そんなことより」自民党の内部留保210億円の衝撃!

  3. 8

    『サン!シャイン』終了は佐々木恭子アナにも責任が…フジ騒動で株を上げた大ベテランが“不評”のワケ

  4. 9

    ウエルシアとツルハが経営統合…親会社イオンの狙いは“グローバルドラッグチェーン”の実現か?

  5. 10

    今井達也の希望をクリアするメジャー5球団の名前は…大谷ドジャースは真っ先に“対象外"