二田一比古
著者のコラム一覧
二田一比古ジャーナリスト

福岡県出身。大学卒業後、「微笑」(祥伝社)の記者に。その後、「Emma」「週刊文春」(ともに文芸春秋)をはじめ、多くの週刊誌、スポーツ新聞で芸能分野を中心に幅広く取材、執筆を続ける。フリー転身後はコメンテーターとしても活躍。

今度は山口智子…キムタクに必要な共演者頼みからの脱却

公開日: 更新日:

 一方、中居に「見た目で勝ち目なし」と思われていた同じ年の木村。“見た目”のアドバンテージを生かすように役者業を中心に活動して大当たりした。96年に放送された「ロングバケーション」(フジテレビ系)は大ヒットを飛ばした。そのドラマで木村の恋人役だった山口智子が放送中の木村主演のドラマ「BG~身辺警護人~」(テレビ朝日系)にゲスト出演する。話題性も十分だが、驚きも隠せない。江口洋介石田ゆり子ら「ぜいたく過ぎる共演者」だけでもお腹いっぱいなのに「山口の力まで必要」と、素朴な疑問も湧く。

「視聴率は15%前後と及第点でも、後輩の『嵐』松本潤のドラマのほうが上。また『ドクターX』のように高視聴率で話題にならない。20%の大台に乗せたいのが周囲の本音では」(テレビ関係者)

 自力で不動の司会者になった中居。役者になった木村はいまだに事務所の庇護下にいるようにしか見えない。このままでは次のドラマも共演者頼りになる恐れもある。「見た目だけでなく大きな役者になる素養を持つ」との評もある木村。庇護の下を離れて自力で勝負してこそ、不動の役者になると思うが――。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1
    狙われた大谷の金銭感覚…「カネは両親が管理」「溜まっていく一方」だった無頓着ぶり

    狙われた大谷の金銭感覚…「カネは両親が管理」「溜まっていく一方」だった無頓着ぶり

  2. 2
    米国での評価は急転直下…「ユニコーン」から一夜にして「ピート・ローズ」になった背景

    米国での評価は急転直下…「ユニコーン」から一夜にして「ピート・ローズ」になった背景

  3. 3
    大谷翔平は“女子アナ妻”にしておけば…イチローや松坂大輔の“理にかなった結婚”

    大谷翔平は“女子アナ妻”にしておけば…イチローや松坂大輔の“理にかなった結婚”

  4. 4
    「ただの通訳」水原一平氏がたった3年で約7億円も借金してまでバクチできたワケ

    「ただの通訳」水原一平氏がたった3年で約7億円も借金してまでバクチできたワケ

  5. 5
    水原一平元通訳は稀代の「人たらし」だが…恩知らずで非情な一面も

    水原一平元通訳は稀代の「人たらし」だが…恩知らずで非情な一面も

  1. 6
    新婚ホヤホヤ真美子夫人を直撃、米国生活の根幹揺るがす「水原夫人」の離脱

    新婚ホヤホヤ真美子夫人を直撃、米国生活の根幹揺るがす「水原夫人」の離脱

  2. 7
    違法賭博に関与なら出場停止どころか「永久追放処分」まである

    違法賭博に関与なら出場停止どころか「永久追放処分」まである

  3. 8
    大谷翔平のパブリックイメージを壊した水原一平通訳の罪…小栗旬ら芸能人との交流にも冷たい視線

    大谷翔平のパブリックイメージを壊した水原一平通訳の罪…小栗旬ら芸能人との交流にも冷たい視線

  4. 9
    小室圭さんが窮地の大谷翔平の“救世主”に? 新通訳&弁護士就任にファンが期待

    小室圭さんが窮地の大谷翔平の“救世主”に? 新通訳&弁護士就任にファンが期待

  5. 10
    「白鵬米」プロデュースめぐる告発文書を入手!暴行に土下座強要、金銭まで要求の一部始終

    「白鵬米」プロデュースめぐる告発文書を入手!暴行に土下座強要、金銭まで要求の一部始終