ディーン・フジオカが覚悟を激白「ニーズがなくなれば…」

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 役者、ミュージシャン、そして、インフルエンサー。さまざまな形で活動する自身の現状は、「奇跡のようなもの。絶妙なバランスで成り立っている」とこう続ける。

「表現したり発信したりする職業だけに、まずは自分の中で咀嚼し、楽しむことを大事にしたいと考えています。でも、だからといって、自分がやりたいからやるというだけでは単なるエゴになってしまう。僕の仕事は、それを欲しいとか見たいとか求めてくれる方がいるから成立するもので、ニーズがなくなれば、働く機会を失う可能性だってある。この奇跡的なバランスに感謝しながらも、現状に満足することなく、常に変化し続けたい。男を磨いていきたい。いくつになってもオトナの階段上る、なのかな」

 ディーン・フジオカは一日にしてならず、だ。

 (取材・文 小川泰加)

▽1980年、福島県生まれ。2004年に香港でモデルとして活動を始めて以降、香港や台湾、北米などで俳優として活動。NHK朝ドラ「あさが来た」で逆輸入俳優として脚光を集めて以降、数々のドラマ映画への出演、音楽活動のほか、「サタデーステーション」に出演するなど精力的に活動している。

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